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言葉の意味と使い方

「行楽」の意味や使い方と読み方!行楽日和とは?「観光」との違いも解説

「行楽」の意味や使い方と読み方!行楽日和とは?「観光」との違いも解説

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「絶好の行楽日和です」

「行楽シーズンですね」

日常の会話や、テレビの天気予報や情報番組などでよく聞くこの「行楽」。

楽しい予定を思い浮かべるような言葉ですが、「行楽」とは具体的に何をすることなのでしょうか。

今回は、「行楽」の意味や使い方と読み方!行楽日和とは?「観光」との違いも解説についてご説明いたします!

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「行楽」の読み方

「行楽」は「こうらく」と読みます。

「行」は「いく」や「ぎょう」などと読めますね。

そのため、「ぎょうらく」などと読み間違える人もしばしばいるようです。

「こうらく」と正しく覚えておきましょう。

「行楽」の意味

「行楽」は「山野などに行って遊び楽しむこと」という意味です。

「楽しみを行う」という字なので、いろいろな楽しみのこと全般を表しますが、特に山野などに行って楽しむことを指します。

遊びに行くと言っても、友達の家に行くとか映画に行くとかではなく、山や野原、野外施設などに出かけて遊び楽しむということです。

「行楽」の使い方

「行楽」は、山野や観光地に出かけて遊び楽しむという意味で使います。

遊びに行くということですから、楽しい意味の言葉ですね。

  • 行楽に出かける
  • 行楽シーズン(行楽にふさわしい季節。行楽でにぎわう時期)
  • 行楽地(行楽に適した土地)
  • 行楽弁当(行楽地で食べる弁当)

などの使い方で、アウトドアレジャーや遊園地などに出かけて遊ぶことを言います。

日常でも使いますし、連休のお出かけなどを特集した記事やニュースなどでもお馴染みの言葉でしょう。

「行楽日和」とは?

「行楽」といえば「行楽日和」という言葉、テレビの天気予報などでよく聞くのではないでしょうか。

「行楽日和」は、「行楽地に出かけるなどして楽しむのに適した天候」という意味です。

お出かけして楽しむのにいい天気、ということですね。

気温が高すぎたり低すぎたりせず、暖かくて晴れていて気持ちのいい日といったところでしょう。

「行楽日和」の季節はいつ?

「行楽日和」は、正確に何月などという決まりはなく、郊外へのお出かけに適した天候ということです。

ですが、「行楽日和」が主に使われるのは春と秋です。

春の行楽シーズン、秋の行楽シーズンなども言いますね。

お花見の時期やゴールデンウィークといった春、またシルバーウィークや紅葉時期の秋の休日に、暖かくて天気がいいと「絶好の行楽日和です」などと言われます。

雨が降っている時や、猛暑の最中、大雪の時に「行楽」はあまり適していませんよね(笑)。

「行楽日和」は「行楽」に適した天候という意味で時期は決まっていませんが、ゴールデンウィークや秋の連休などに使われることが多い言葉です。

なお、「行楽シーズン」という言葉も同じように、いつと決まっているわけではないですが「行楽に適したシーズン」という意味でよく使われる言葉です。

こちらもお花見やゴールデンウィークのある春、また秋の紅葉の時期などを指して使われることが多いです。

「観光」との違い

「行楽」と似ているのが「観光」です。

どちらも遊びに行く、楽しい予定について使う言葉ですよね。

  • 「行楽」は「山野などに行って遊び楽しむこと」
  • 「観光」は「名所旧跡や美しい景観などを見物してまわること」

「行楽」は「山野など」ということで、主にアウトドアのレジャーを指します。

山、スキー、川、海などですね。

遊園地や大きな公園などに行って遊ぶことも「行楽」と言います。

自然の景色や野外施設があって、遊んだりお弁当やその土地の食べ物を食べたりして楽しむことが「行楽」です。

一方「観光」は歴史や文化・自然景観といったものにまつわる名所を見物してまわるということです。

普段見られないような名所や景観などを目的に、有名な都市や田舎、海外に行くようなことですね。

「行楽」の方が日帰りで近場に遊びに行く時に使われることが多い言葉で、「観光」は遠いところへの見物旅行(日帰りも含む)という意味合いで使われます。

例えば、ゴールデンウィークに「家族で○○公園でバーベキューしよう!」というのは「行楽」、「京都に旅行して金閣寺を見よう!」というのは「観光」となります。

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「行楽」の例文

  1. 今度の休みは家族で山に行楽に出かける予定だ。
  2. 今日はバスが行楽客で満員だ。
  3. 週末に、行楽弁当を持ってお花見に出かけた。
  4. この辺りは海水浴場やキャンプ場がいくつもあり、人気の行楽地だ。
  5. 天気予報によると、5月1日から3日にかけては行楽日和のところが多い。
  6. 行楽シーズンに向けてイベントを企画する。

「行楽」の類義語

  • 遊山(野山に遊びに出かけること)
  • 観光(名所旧跡や景観を見物してまわること)
  • 遊覧(見物してまわること)

まとめ

「行楽」は「山野などに行って遊び楽しむこと」という意味です。

最近流行りのキャンプやバーベキュー、海水浴や山登りなどのアウトドアレジャー、またテーマパークなども「行楽」に含まれます。

遊んだりお弁当を食べたりする、楽しい遊びです。

歴史的名所や景観を見物するという「観光」と少し違っていましたね。

ゴールデンウィークや夏休みなどの連休にはぜひ「行楽」や「観光」を楽しみたいですね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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