みどりの日はいつ？名前の由来とは？元は昭和の日だった？

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ゴールデンウィークの中の1日でもある祝日「みどりの日」。

みどりという名前から自然に関する記念日だという事はなんとなくわかりますが案外詳しくは知らないもの。

今回は制定の由来などの基本的な事からみどりの日について詳しくご説明いたします。

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みどりの日はいつ？

毎年5月4日がみどりの日として制定されています。

1989年から2006年までの間は4月29日だったんですよ。

昭和天皇の誕生日として祝日と定められていましたが、昭和天皇が崩御されたあとも、名称を変えて祝日として残されました。

ゴールデンウィークの中の1日を平日に戻してしまうと、国民の生活に大きな影響が出てしまうと懸念されたからなんです。

昭和天皇の自然好きな面、生物学者であったという点が大きく考慮され、「皇位継承に伴う国民の祝日に関する法律改正に関する懇談会」において、「緑にちなんだ名前がふさわしいのではないか」と話し合われた結果、みどりの日となりました。

昭和天皇は自然だけではなく博識であったことから「科学の日」などの候補もあったんですよ。

昭和天皇が自然を愛していたことにちなみ、

「人間を取り囲む全ての自然に親しむ。また自然が我々にもたらしてくれる全ての恩恵に意識を向け、感謝をする」

という意味が込められています。

元々4月29日は昭和天皇のお誕生日として、天皇誕生日で祝日となっていました。

その後昭和天皇が崩御され、通常なら平日に戻るはずの祝日。

ですが昭和天皇が自然をこよなく愛していた事、また昭和天皇ご自身が生物学者であったことなどにちなみ、そのまま名称を「みどりの日」と変更し祝日のまま残ったんです。

みどりの日はゴールデンウィーク中ということもあり、様々な施設でキャンペーンが行われています。

一部ではありますが入園無料になる施設をご紹介します。

みどりの日には一般、65歳以上、都外の中学生の普段入園料がかかる区分が全て無料となります。

自然豊かな上野動物園で、のんびりと過ごす1日はまさにみどりの日の過ごし方にぴったり。

こちらもみどりの日には一般、65歳以上、都外の中学生の普段入園料がかかる区分が全て無料となります。

無料開放は大変な混雑が予想されますので、準備万端で訪れることをおすすめします。

北海道に生きる植物たちや生き物たちを知る事が出来る北大植物園もみどりの日には入園無料になります。

自然を愛した昭和天皇に思いを馳せながら過ごすにはまさにうってつけの場所とも言えますね。

博物館本館や資料室では開拓使が残した資料や北方民族についての展示を見ることが出来る他、アイヌ研究の父として著名なバチェラー博士の旧邸の外観も見学することが出来るんですよ。