「巳の日・己巳の日」の意味とは？違いはある？やるといいこと・いけないことは？

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みなさんは、「巳（み）の日」・「己巳（つちのとみ）の日」という縁起日を聞いたことはありませんか？

巳の日・己巳の日は、宝くじや金運に関係する日なのです。

今回は、巳の日ならびに己巳の日との違いや、やるといいこと、いけないことを解説いたします。

巳（み）の日・己巳（つちのとみ）の日とは？

かつて中国や日本では、干支と十干を年月日にあて、暦として使っていました。

それを「干支暦」と言います。

「巳の日」や「己巳の日」は、その干支暦の一つなのです。

巳（み）の日

干支の中で「巳」は蛇です。

蛇は金運にまつわる干支とされており、「巳の日」は金運が上昇すると言われています。

暦として日に当てられた十二支である巳の日であり、12日に一度回ってきます。

己巳（つちのとみ）の日

年に６〜７回ほどある金運上昇の貴重な縁起日で、巳の日よりもさらに金運アップの効果があると言われています。

12日に一度回ってくる「巳の日」のうち、「己巳の日」は十二支と十干の組み合わせですから、60日に一度回ってきます。

2024年の己巳（つちのとみ）の日は？

2024年の己巳の日は、７回あります。

巳（み）の日と己巳（つちのとみ）の日の違いは？

「巳の日」も「己巳の日」も、どちらも同じ十二支の暦で考えれば「蛇」である「巳の日」であり、金運上昇の縁起日です。

ただ「己巳（つちのとみ）の日」以外の「巳（み）の日」は、

• 「乙巳（きのとみ）の日」
• 「丁巳（ひのとみ）の日」

であったりと、十二支の「巳」は同じでも、十干の方は「己」とは違うということです。

「己巳の日」は前述した様に60日に一度回ってくる日であり、基本的に普通の「巳の日」よりもレアで金運の上昇運は高いとされているのです。

そもそも「己（つちのと）」とは、陰陽で言えば「陰」であり、「大地」「畑」「土」を意味しています。

己は豊かな大地、そして大地を這う生き物である「巳＝蛇」と合わさり、「恵み」ということで金運の上昇と考えられるとも言えるのかもしれませんね。

巳の日・己巳の日にやるといいことは？

弁財天・蛇神様をお祀りしている寺社を参拝する

巳は「蛇」ですから、蛇に関わる神様をお参りするとご利益が得られると言われています。

その中でも特に昔から言い伝えられているのは、弁財天にお参りすると良いというお話です。

なぜなら、蛇は弁財天の化身とされているからです。

さらに言えば、お稲荷様のお使いが狐であるように、弁財天のお使いは蛇とされています。

ですから巳の日は、弁財天と関わりの強い縁起日とされているのです。

銭洗いは神社で行われている行事ですが、これにも弁財天が関わっています。

銭洗いは「浄財」とも言われ、お金を清らかな水で洗って金運のアップを図る巳の日のならではの行事なのです。

主に弁財天や宇賀神（弁財天の頭の上に載っているとされる蛇神）をお祀りしている神社で行われており、やり方は神社によって異なります。

ぜひお近くの弁財天もしくは蛇神様に関連する神社を調べてみましょう。

また、弁財天は七福神のメンバーの1人であり芸術の神様でもあるので、宝くじの購入や芸術鑑賞、新規事業や転職による才能の開花にも力を貸してくださるとされています。

宝くじを買いたい人、自分の力を外に出して頑張ろうと思っている人は、ぜひ巳の日を選んでみると良いかもしれませんね。

もちろん「天赦日」「天恩日」「一粒万倍日」という縁起日もおすすめですので、自分に合っていると思う縁起日を選ぶようにしましょう。
→「天赦日」の意味とは？
→「天恩日」の意味とは？
→「一粒万倍日」の意味とは？

巳の日・己巳の日にやるといけないことは？

どの縁起日もそうなのですが、「借金」は運気を下げる行動の代表ですのでやめておいた方が良いでしょう。

また、「巳の日」につきましては高額な買い物はやめた方が良いという説があります。

結婚や入籍も弁財天が嫉妬深いという逸話があることから、控えた方が良いという説もあります。

ですが、巳がつく日は基本的に借金や人道的に良くないこと以外はやるといけないことはないとされているので、ご自分のまっすぐな気持ちに向き合って行動すると良いでしょう。

まとめ

「巳（み）の日・己巳（つちのとみ）の日」は、巳＝蛇に関連した金運上昇の縁起日です。

「巳の日」も金運上昇の日とされていますが、「己巳の日」の方は60日に一度回ってくる日であり、より金運のアップが見込める日と言われています。

「巳」がつく日は、弁財天や蛇神様にお参りしたり、銭洗いなどの神社のイベントに参加すると良いと古くから伝えられています。

また、宝くじの購入や財布の買い替え、新規事業の開始や芸術に触れることも、縁起担ぎとして巳の日に行う方がたくさんいらっしゃいます。

あなたもぜひ次の「巳の日」「己巳の日」をチェックして金運や運勢のアップを狙っていきましょう。