「桜花爛漫の候」の時期はいつからいつまで？結びや使い方と例文

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「桜花爛漫の候」は春に使いたい時候の挨拶の1つですが、正しくはいったいいつ頃に使うものなのでしょうか。

初春なのか仲春なのか、分からないという人は案外多いかと思います。

今回は「桜花爛漫の候」についていつからいつまでが使用時期なのか、はもちろん結びや使い方・例文まで詳しくご紹介いたします。

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「桜花爛漫の候」の時期はいつからいつまで？

「桜花爛漫の候」は、桜の花が満開となる3月中旬から4月の初め頃にかけて使う事が出来る時候の挨拶です。

春の訪れを体感的に感じる、春半ば頃となる時期に使える言葉です。

地域によっては桜の開花状況に大きな差があるため、受け取り先の開花状況をチェックしてから使うのがおすすめです。

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「桜花爛漫の候」の意味と読み方

「桜花爛漫の候」は、その漢字が示す通り「桜の花が美しく満開となる季節になりましたね」という意味を持つ言葉です。

読み方は「おうからんまんのこう」です。

桜が満開となる時期に使う言葉であり、本格的な春の到来を心から喜んでいるのが伝わってくる美しい言葉ですよね。

「桜花爛漫の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

1. 拝啓 桜花爛漫の候、貴社ますますご隆盛の段、大慶に存じます。
2. 拝啓 桜花爛漫の候、貴社におかれましてはますますご繁栄の事とお慶び申し上げます。
3. 拝啓 桜花爛漫の候、貴社いよいよご発展の段、大慶の至りと存じます。

【結び】

1. 花冷え感じる時節ではございますが、貴社ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
2. 希望溢れる春を迎え、貴社におかれましても一層のご躍進をお祈り申し上げます。
3. 花の香りかぐわしい季節となりました。貴社の更なるご繁栄を心よりご祈念いたします。

目上の方

【書き出し】

1. 拝啓 桜花爛漫の候、〇〇様にはいよいよご多忙の段、お慶び申し上げます。
2. 拝啓 桜花爛漫の候、〇〇様におかれましてはますますご活躍の事とお喜び申し上げます。
3. 拝啓 桜花爛漫の候、〇〇様一層ご躍進の由、お喜び申し上げます。

【結び】

1. 花便りがあちらこちらから聞かれる季節です。〇〇様におかれましても美しい春をお迎えください。
2. 花冷えが続いておりますが、〇〇様におかれましては変わらずご壮健にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
3. 花見のニュースも聞かれ始めました。〇〇様一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

1. 花見のニュースも聞かれる季節になりました。〇〇様におかれましてはお元気でお過ごしでしょうか。
2. 花曇りの日が続いておりますがお変わりなくお過ごしでしょうか。
3. 優しい春風吹く季節となりました。〇〇様も変わらずお過ごしの事と存じます。

【結び】

1. 新年度を迎えバタバタしておりますが、体調を崩されませんようお気を付けください。
2. 新しい門出が素晴らしきものとなりますようお祈りいたします。
3. 花冷えの季節でもあります。お風邪などひかれませんようお気を付けください。

「桜花爛漫の候」以外の時候の挨拶

まとめ

桜の花が満開になるという視覚的にしっかりと春を感じられる時期に使うのが「桜花爛漫の候」なんですね。

暖かい日だけではなく花冷えという肌寒い日もまだある季節ですので、受け取る相手の体調を気遣う言葉とセットで使うのがおすすめです。