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仕事をしていると、よく「進捗」という言葉を使うことがあります。
「進捗」について聞かれたり、「進捗」について報告したりしたことのある人も多いと思います。
「進捗報告」「進捗状況」なんていう言葉も、よく聞きますよね。
でも、いざ説明しようと思うと「進捗」とは何なのか、はっきりと説明しにくいのではないでしょうか。
仕事を進めていく上で頻繁に使うこの「進捗」について、きちんと理解しておきましょう。
今回は、「進捗」の意味と使い方!「進捗状況」とは?【例文付き】についてご説明いたします!
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「進捗」の意味
「進捗」は「物事が進み、はかどること」という意味です。
「進」という字は「すすむ」という意味ですね。
「捗」という字は「手」を表す手偏に「歩く」という字を組み合わせてできています。
この「捗」は「はかどる」という意味なんです。
ですから、この二つを合わせた「進捗」は、文字通りの意味で、「進みはかどる」となるわけです。
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「進捗」の使い方
「進捗」は「進みはかどること」という名詞であるとともに、「進捗する」という形で「進みはかどる」という動詞としても使われます。
「進捗報告」「進捗状況」「進捗具合」などの形でもよく用いられます。
【例文】
- 仕事の進捗を尋ねる。
- 業務の進捗状況を定期的に報告することになっている。
- 工事の進捗具合を視察に行く。
- 進捗報告をする。
- 今回のプロジェクトの進捗管理を見える化する。
「進捗状況」とは?
「進捗」はよく「進捗状況」という言葉として使われますよね。
読み方は「しんちょくじょうきょう」です。
「進捗状況はどうですか?」
「進捗状況を報告してくれたまえ」
なんて言ったり言われたりしたこともあるのではないでしょうか。
「進捗状況」は「物事が進んでいる状況」ということになります。
ビジネスシーンで「進捗状況」といった場合は、「作業や仕事がどれだけ進んでいるのか」という進行の度合いを指すと考えましょう。
「進み具合」と言い換えて考えると良いですね。
「進捗状況の報告」や「進捗状況の確認」はビジネスシーンではとても大事ですし、頻繁に見聞きする言葉だと思います。
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進捗状況を確認するときは?
メールなどで仕事相手に、進捗状況を教えてくださいというメールをすることがありますよね。
もちろん相手によっては「進捗状況はどんな感じですかー?」と直接的に聞けばいい場合もあるでしょう。
ですが、多くの場合は仕事相手に対しては、なるべく失礼にあたらないような丁寧な言い回しを選んでメールする必要があります。
進捗状況を聞く場合、「どこまで進んでいますか?」と聞くだけでは高圧的な印象を与えることもあります。
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【例文】
- 現在の進捗状況をお伺いしたく、ご連絡を差し上げました。
- その後、◯◯の進捗状況はいかがでしょうか。
- お手数ではございますが、◯日までに進捗状況をご教示いただけましたら幸いでございます。
このように柔らかい言い回しを心がけつつ、あまり遠回しにならないよう「進捗状況」という言葉を用いると、仕事の進み具合を知りたいんだな、ということが相手にしっかり伝わりますね。
件名も「◯◯の件」「お久しぶりです」など漠然としたものではなく、「◯◯の進捗状況のご確認」「作業の進み具合はいかがでしょうか」など、進捗状況を知りたいんだなと分かるようなものにするとよいでしょう。
「進捗」の類義語
「進捗」に似た言葉には次のようなものがあります。
- 進展(事態が進行して展開すること)
- 進行(前へ進むこと。物事がはかどること)
- 進歩(物事が次第により良い方へ進んでいくこと)
- 漸進(順を追ってだんだんに進むこと。少しずつ進歩すること)
まとめ
ビジネスシーンでよく使う言葉、「進捗」について、意味や使い方はお分りいただけたでしょうか。
さらに「進捗状況」という言葉について、メールでの使い方などもご説明いたしました。
何気なく使っている人も多いと思うのですが、進捗状況の報告や確認は、仕事を進める上で基本的なことですよね。
ぜひ「進捗」という言葉を正しく使って、円滑にコミュニケーションをとってくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!