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「進展がありましたらご連絡ください」
「進展がありましたらご報告いたします」
ビジネスシーンで、この「進展がありましたら」という言葉は非常によく使われています。
「進展」の意味がわからないと、どういう時に連絡すればいいのだろうかなどと迷ってしまうかもしれませんね。
ぜひ確認しておきましょう。
今回は、「進展がありましたら」の意味と使い方!「進捗」との違いは?|例文つきについてご説明いたします!
関連 「進捗」の意味と使い方!「進捗状況」とは?【例文つき】
目次
「進展がありましたら」の意味
「進展」とは
「進展」は「事態が進行して新たな局面を迎えること」という意味です。
「しんてん」と読みます。
「進む」に、「展開」の「展」を書きますね。
「展」は「ひろげる。ひろがる」といった意味があり、「進展」は「進んで広がる」ということになります。
「進展」は事態が進行して展開し、新たな局面があらわれるということを表す言葉です。
「進展がありましたら」とは
「進展」はビジネスシーンでよく「進展がありましたら」「進展がございましたら」などの形で使います。
「進展がありましたら」は、物事が進行して、新たな状況・状態になればという意味です。
まだ実現はしていなくて、これからもしそうなったら、ということを表します。
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「進展がありましたら」の使い方
「進展がありましたら」は、ビジネスシーンで非常によく用いられる言い回しです。
多くは、何かその物事に進展があったらこうして欲しいとか、進展があったらこうします、ということを伝える場面で使われます。
例文などで確認しておきましょう。
1、進展があったら連絡が欲しい場合
今はまだだけれど、今後ある物事に変化があり、新たな局面を迎えることになったら教えて欲しい。
このような時に「進展がありましたらご連絡ください」と言うことで、何か状況が変わったらぜひ知らせて欲しいということを表します。
ビジネスメールではもちろん、口頭で「進展がありましたらお電話ください」などとも使えます。
【例文】
- 進展がありましたらご連絡ください。すぐに対応いたします。
- ○○の件について、進展がありましたらお知らせください。
- 今後進展がありましたらぜひお知らせ願います。
2、進展があったら連絡をする場合
「進展がありましたら」は、物事に進展があった場合にこちらから連絡する時にも使える言葉です。
「もし進展があったら、こちらから連絡します」という風に使います。
これもまたビジネスシーンで、メールでも口頭でもよく使われている言い回しです。
【例文】
- こちらからも、進展がありましたらすぐにお知らせいたします。
- 大変ご心配をおかけしました。また進展がありましたらご報告いたします。
- 進展がありましたら、お電話いたしますのでよろしくお願いいたします。
「進捗」との違いは?
同じような意味で使う言葉に「進捗」があります。
「進捗」は「物事が進み、はかどること」という意味です。
こちらもビジネスシーンでは頻繁に使われています。
この「進展」「進捗」の違いは次のようになります。
- 「進展」は「物事が進んで新たな展開になること」
- 「進捗」は「物事がはかどること」
例えば仕事について使う場合、「進展」も「進捗」も仕事が進んでいる時に使えますね。
ですが、違いは「進展」は「物事が進んで、新しい展開となる」ということです。
進み方の速さとか、迎えた新しい展開がいいものか悪いものかなどには関係なく使うことができます。
一方の「進捗」は「はかどる。滞りなく進む」という意味を持っていますので、仕事が順調にどんどん進んでいる時に使います。
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「都度」の意味と使い方!「その都度」「都度都度」との違いは?|例文>>
【例文】
- 長年取り組んでいた仕事が、あるきっかけで思いもよらぬ方向に進展した。
- 仕事の進捗状況を上司に報告する。
「進展」の類義語
「進展」の類義語には次のようなものがあります。
- 発展(勢いや力がのび広がること)
- 発達(そのものの機能がより高度に発揮されるようになること)
- 進歩(次第によい方、望ましい方へ進み変わって行くこと)
- 増進(活動力や能力などを、増し進めること。また、増し進むこと)
- 進行(物事がはかどること。物事をはかどらせること)
- 展開(物事をくりひろげること)
「進展」の対義語
「進展」の対義語には次のようなものがあります。
- 停頓(途中で行きづまること。進展しないこと)
- 停滞(物事が順調に進まないこと)
まとめ
「進展がありましたら」は、物事が進行して、新たな状況・状態になったら、という意味です。
ビジネスシーンでも、仕事に進展があったら連絡して欲しいときや、進展があったら連絡しますという時などによく使います。
「進展」は「事態が進行して新たな局面を迎えること」という意味ですので、「進捗」のようにどんどんはかどる、順調に進むという意味とは違っています。
進んだことで、新たな局面を迎えるという時に使いましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました!