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社会人になると、忙しくてうっかりミスを連発してしまう、という事も多いのではないでしょうか?
しかし、「すみません!忘れていました!」なんて言ってしまうと、相手の怒りを逆なでする事になってしまうかもしれません。
そこで便利なのが「失念」という言葉です。
また、自分のミスで迷惑をかけた相手に対して、謝罪のメールを送る場合もありますよね。
失礼のないように、お詫びメールを書くにはどうすれば良いのでしょうか?
今回は「失念」の意味と使い方!お詫びメールの書き方や例文についてご説明致します!
「失念」の意味と使い方
「失念する」「失念しておりました」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「失念(しつねん)する」とは、「忘れる」の謙譲語です。
「うっかりして忘れていました」を丁寧に言った表現になります。
うっかりしたミスがない事に越した事はありませんが、人間ですから、一度や二度、聞いたことを忘れてしまう事があると思います。
でもその時、目上の人に対して「聞いていませんでした。」「忘れていました。」と言うと失礼になってしまいます。
そういう場合は、「申し訳ございません。失念しておりました。」と言いましょう。
もしくは、「 申し訳ございません。聞き落としていたようです。」と言いましょう。
「失念する」は謙譲語なので、目上の人が何かを忘れた場合には使ってはいけません。
「忘れる」の尊敬語である「お忘れになった」を使いましょう。
「失念」の例文
- 申し訳ございません。実は会議がある事を失念しておりました。予定をずらしていただけませんでしょうか?
- 私の不注意で、日程の変更を失念しておりました。本当に申し訳ありません。
- 多忙にかまけて、申込日を失念しておりました。大変申し訳ございません。
お詫びメールの書き方
お詫びメールは、出来る事なら書きたくないですよね。
しかし、相手に迷惑をかけた場合などは、しっかりと謝罪する必要がありますよね。
今後も良い関係を続けていくためには、お詫びメールがとても重要な役割を果たします。
それでは、取引先宛てに書くお詫びメールはどのように書けばよいのでしょうか?
基本的なお詫びメールの構成を見ていきましょう。
基本的なお詫びメールの構成
- 「謝罪」
- 「事実関係の確認」
- 「善後策」
- 「今後について」
という順番で書きます。
最初は、言い訳などは入れず、まず「謝罪」すること。
そして、次になぜこのような事態が起きたのか率直に「事実関係」を説明します。
その後に、「善後策」を書きます。
これは、曖昧に書くのではなく、具体的に改善した点を述べるのが良いでしょう。
最後に、「今後について」ですが、反省の気持ちを述べたうえで、最後に「略儀ながらメールにてお詫び申し上げます」と締めくくりましょう。
深刻な事態の場合は、メールだけでは済まされません。
電話をするか、直接出向くなどの対応が必要になります。
取り急ぎの意味でのメール対応になるので、その点は注意しましょう。
お詫びメールの文例
株式会社○○営業部の○○でございます。
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
○月○日にご注文いただいた商品○○の納期が遅れ、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。
ご注文いただいた商品は〇月〇日に納入させていただきました。
今後は、二度と納期遅延などという事態を起こさぬよう、充分に留意いたしますので、なにとぞご容赦いただきたく、お願い申し上げます。
今後とも、弊社製品をよろしくお引き立ていただけますようお願い申し上げます。
略儀ながらメールにてお詫び申し上げます。
まとめ
いかがでしたか?
謝罪やお詫びメールなどは経験せずに済むなら、それに越した事はありませんよね。
でも、なかなかそうはいかないものです。
失敗をしたとしても、その時、しっかりと誠意のある対応をすれば、その前よりも良い印象を与える事も可能です。
形式も大切ですが、「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」という気持ちをしっかり伝える事が大切かも知れませんね!
宜しければ参考にしてみてください。