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二十四節気の12番目の季節である「大暑」。
文字を見るからに暑そうなイメージのある大暑とは、どのような意味を持つ言葉なのでしょう。
今回は、大暑の意味と2025年の大暑はいつなのかをご説明させていただきます。
旬の食べ物や行事を知り、今年の大暑も風情を楽しみましょう。
大暑の次は>>立秋の意味とは?2025年はいつ?食べ物や行事は?なぜ8月に立秋?
目次
大暑の意味
「大暑」とは「一年で1番暑い時期」という意味を持つ二十四節気の言葉です。
読み方は「たいしょ」です。
2025年の大暑は、7月22日(火)です。
二十四節気は、太陽の位置から1年間を24等分に割り出したものを季節の目安としています。
大暑はその12番目に当たるので、次の13番目である「立秋」が来るまでの16日間が2023年の大暑の期間となります。
ですから、2025年の大暑は7月22日〜8月6日となるのです。
ちなみに大暑のひとつ前は「小暑(しょうしょ)」と言い「暑さが強まっていき、本格的な夏の始まりが来る季節」という意味があります。
このことから、大暑とは小暑から続いたもので夏の暑さがピークになったことをあらわしており、二十四節気では夏を表現する言葉としては最後の言葉となっているのです。
>>「大暑の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文
大暑の食べ物(大暑に旬を迎える食べ物など)
大暑の時期に旬となる食べ物は、以下になります。
- ゴーヤ
- レタス
- ぶどう(デラウェアなど)
- 桃
- スイカ
- オクラ
- ピーマン
- トマト
- ナス
大暑には、夏以外はあまりお目にかかれないゴーヤがよく売られる様になります。
ゴーヤは少し好みが分かれる野菜ではありますが、ビタミンCや葉酸などが含まれている野菜で、栄養価が高いため夏バテによく効きます。
秋に向けてデラウェアなどの小粒のブドウも市場に出回るようになっていきます。
また小暑から引き続き、まだまだ旬で美味しい季節の食べ物や夏の定番食は以下となりますので、ぜひお召し上がりください。
夏の定番食
- かき氷
- そうめん
- ひやむぎ
夏といえばかき氷やそうめんなどが定番ですね。
夏バテ防止3大食べ物
- 天ぷら(7月23日)
- うなぎ(土用の丑の日 2023年は7月30日(日) )
- 焼肉(8月29日)
現代では、「夏バテ防止3大食べ物」と言われている食べ物があります。
それぞれに記念日が設けられており、精力がつくメニューとして人気があります。
記念日になると、スーパーやデパ地下のお惣菜コーナーで売り出しがしていることもあるので、行ってみましょう。
土用の丑の日に食べるもの
2024年の土用の丑の日は、7月24日(水)、8月5日です(土)です。
夏の土用の丑の日と言えば、「うなぎ」ですよね。
\楽天で13年連続売上1位のうなぎ/
しかし実は、うなぎ以外にも食べると良いものがあるのでまとめて以下にご紹介させていただきます。
- うなぎ
- 梅干し
- 瓜(スイカ、きゅうり等)
- 土用しじみ
- 土用卵
- 土用餅(あんころ餅の様な和菓子)
これらは全て、精力をつけて夏を乗り切るという江戸っ子の風習から全国へと広まったものです。
大暑の行事
土用の丑の日・由来
2025年の土用の丑の日は7月19日(土)、7月31日です(木)で、うなぎを食べると夏負けをせず良いとされています。
ここではこの由来を少しご紹介しましょう。
土用とは、二十四節気とは別に作られた雑節の一つのことです。
雑節は二十四節気と共に使われることが多く、日本の季節をより分かりやすくするために作られました。
実は土用は簡単に言うと、春夏秋冬にちなんで1年間に4回あります。
では、どうして夏の土用だけはうなぎなのでしょう。
諸説あるのですが、1番有名な話は「平賀源内(ひらがげんない)説」です。
ある日、売れない鰻屋が平賀源内の元にどうすれば売れるのか相談に行ったところ、源内は「土用の丑の日」と書かれたものを店先に貼るように勧めました。
言われた通りにしてみたところ、その鰻屋は商売が繁盛し始めます。
やがて、他の鰻屋も真似をし始めたため「土用の丑の日=うなぎ」となったとのことです。
また、現代では「夏バテ防止三大食べ物」と言われている「うなぎ」「天ぷら」「焼肉」があります。
うなぎは土用の丑の日ですが、「天ぷら」と「焼肉」はそれぞれ記念日が設定されています。
この日はちょっとしたイベントとなっていることがあるので、スーパーや飲食店で何か催し物がないかみてみましょう。
- 天ぷらの日 7月23日
- 焼肉の日 8月29日
各地の夏祭りやイベント
大暑の季節は小暑に引き続き、各地でイベントや夏祭りが開催されています。
昔は夏に都市部で疫病が流行ったこと、晴れた日は多い夏は人が集まりやすくて良いため、無病息災を祈って古くから夏祭りが開催されてきたそうです。
下記にこの時期の有名な夏祭りを記載しておきますので、ぜひご旅行の際は行ってみてはいかがでしょうか。
天神祭(大阪府)
日時:例年年7月24日〜7月25日頃
場所:大阪天満宮境内とその周辺大川(旧淀川)の天神橋から飛翔橋の間
ねぶた祭り(青森県)
日時:例年8月2日〜8月7日頃
場所:青森県青森市中心部(新町通り、八甲通り、国道、平和公園通り、本町寺町通り)
仙台七夕まつり 宮城県仙台市
日時:例年8月6日〜8月8日頃
場所:仙台市中心部および周辺の地域商店街
安城七夕まつり 愛知県安城市
例年8月2日〜8月4日頃
場所:JR安城駅周辺市街地一円
暑中見舞い
小暑から引き続き、大暑の期間もまだまだ暑中見舞いの季節です。
お世話になった方や、ご親戚ご友人にお便りを送ってみてはいかがでしょうか。
送る時は、必ず8月7日頃までに到着するように気をつけましょう。
まとめ
大暑は、二十四節気で夏の暑さがピークになった「一年で1番暑い時期」を意味する言葉です。
大暑の季節は小暑からさらに暑さが増しており、最も夏バテになりやすい時期でもあります。
「土用の丑の日」にうなぎを食べたり、焼肉や天ぷらなどを食べて精力をつけ、夏を乗り切るように頑張りましょう。
次からはもう「立秋」となってしまいます。
大暑はお祭りや夏定番グルメなどを楽しんで、最後の夏の風物詩を堪能してくださいね。