「梅雨空の候」の時期はいつからいつまで？結びや使い方と例文

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「梅雨空の候」は夏に使いたい時候の挨拶の1つです。

その名の通り「梅雨空が見られる」時期に使うのですが、梅雨空の時期とはいつなのでしょうか。

なんとなくは知っていても詳しく知らないという人も多いかと思います。

今回は「梅雨空の候」についてその使用時期はいつからいつまでなのかというのはもちろん、結びや使い方・例文まで詳しくご紹介していきます。

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「梅雨空の候」の時期はいつからいつまで？

「梅雨空の候」は暦の上で「夏の半ば頃」となる時期に使う事が出来る時候の挨拶です。

6月の半ば頃から6月終わりごろに欠けて使う事が出来ます。

梅雨入りから梅雨明けまで、と覚えると使いやすいかもしれません。

7月に入ってしまうと「梅雨明けを待つ」という意味を持つ時候の挨拶の方が適していると考えられていますので使わない方が無難です。

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「梅雨空の候」の意味と読み方

「梅雨空の候」は「重たい雨雲が空を覆う、梅雨の季節になりましたね」という意味の言葉えす。

読み方は「つゆぞらのこう」です。

長雨が続き晴天の空をなかなか拝むことが出来ない、梅雨時ならではの鬱々とした雰囲気と共に、梅雨時期にしか見ることが出来ない風景の美しさも共有することが出来る時候の挨拶なのではないでしょうか。

「梅雨空の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

1. 拝啓 梅雨空の候、貴社におかれましてはますますご繁栄の折、大慶に存じます。
2. 拝啓 梅雨空の候、貴社いよいよご多忙の事と拝察いたしております。
3. 拝啓 梅雨空の候、貴社にはますますご繁栄、ご多忙の由、心よりお慶び申し上げます。

【結び】

1. 梅雨明けも間近な時節となりました。貴社におかれましても一層のご発展をお祈り申し上げます。
2. 吹く風に夏の気配を色濃く感じる季節です。貴社ますますのご躍進をご祈念いたします。
3. 蛍の光美しい時節、貴社におかれましてもますますのご多忙をお祈り申し上げます。

目上の方

【書き出し】

1. 拝啓 梅雨空の候、御一同様におかれましてはますますご壮健にお過ごしの事と存じます。
2. 拝啓 梅雨空の候、○○様にはいよいよご健勝の事と拝察いたします。
3. 拝啓 梅雨空の候、○○様一層ご活躍の由、心よりお慶び申し上げます。

【結び】

1. 山々の緑も濃くなる時節、○○様におかれましてもますますのご躍進をお祈り申し上げます。
2. 晴れ渡る空に梅雨明けを感じる季節、暑い夏がやってきますのでどうぞお体には十分にご留意ください。
3. 梅雨明け待ち遠しい時節、ご一同様におかれましてはくれぐれもご自愛専一にてお過ごしください。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

1. 早くも今年の半分が過ぎました。〇〇様は変わらずご活躍している事と存じます。
2. 夏めく風に心躍る季節、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
3. 降り続いた雨も上がり、梅雨明けを感じます。○○様はお風邪などひかれていませんか。

【結び】

1. 雨上がりのキラキラした風景が眩しい季節ですね。〇〇様におかれましても変わらずお元気でお過ごしください。
2. 夏の日差し輝く季節となりました、体調など崩されませんようお気をつけてお過ごしください。
3. 若鮎躍る季節、お体にはくれぐれもお気をつけて、健やかな夏をお過ごしください。

まとめ

続く長雨に鬱陶しさすら感じる梅雨時ですが、梅雨の時期にしか見ることが出来ない風景の美しさもあります。

そんな美しさを繊細に伝えてくれるのが「梅雨空の候」なのではないでしょうか。

長雨や気温変動により体調を崩す人も多い時期なので、相手の体調を気遣う言葉とセットで使うのがおすすめです。