「わざわざ」は嫌味?正しい敬語の意味・使い方と言い換え方!

「わざわざ」という言葉、しょっちゅう耳にしますよね。

「わざわざ⚪︎⚪︎する」「わざわざ⚪︎⚪︎してくれてありがとう」などと言います。

日常でも、ビジネスの場でも、いろいろなところで使う表現です。

でも、この「わざわざ」、使い方を間違えるととても嫌味に聞こえてしまう言葉なんです。

しょっちゅう口にする機会がある言葉だけに、気をつけなければいけませんね。

今回は、「わざわざ」は嫌味?正しい敬語の意味・使い方と言い換え方!についてご説明いたします!

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「わざわざ」の意味

「わざわざ」は、「ついでではなく、そのためだけに労力をおしまずに行う」「しなくてもよいことをことさら行う」という意味です。

最初の意味は、親切な感じでいい意味ですね。

二番目の意味は、ちょっとお節介な感じがしてあまり良くない印象です。

どうやらこのあたりに「嫌味に聞こえてしまう」という原因がありそうです。

「わざわざ」の意味をもう少し詳しく掘り下げてみましょう。

「わざわざ」の語源

「わざわざ」は普通ひらがなで書きますが、パソコンなどで変換すると、「態々」「態態」という漢字が出てくると思います。

「わざわざ」は、古語の「わざわざし(態々し)」が由来となっています。

「態(わざ)」は「ふるまい」「意識的に何かをすること」という意味の漢字です。

そして「わざわざし」とは、「ことさらに意識したようすである。わざとらしい」という意味です。

「わざと、故意に」ということから「特別に行う」という意味と、「しなくてもよいことを行う」という現代の「わざわざ」の二つの意味ができたわけです。

肯定的な意味と、否定的な意味があるということを頭に入れて、「わざわざ」の使い方をしっかり確認していきましょう。

「わざわざ」の敬語としての使い方

「わざわざ」は目上の人に使っても失礼にはあたりません。

ただし、使い方に注意が必要です。

「わざわざ⚪︎⚪︎してくださってありがとうございます」という形で使う分には問題ありません。

「なにかのついでではなく、このためだけに特別に行ってくださってありがとうございます」という意味になります。

前後にも丁寧な言葉遣いができていれば、十分敬意を表す表現になります。

ただし、「わざわざ⚪︎⚪︎していただかなくて結構です」というのはいけません。

「しなくてもいいのにしようとして、迷惑です」というようなニュアンスになってしまうため失礼に当たります。

  • 相手が特別に何かをしてくれることに感謝する場合には「わざわざ」を使ってもよい。
  • 相手が何かしてくれることを断ったり遠慮するときには「わざわざ」を使わないほうがよい。

ちょっと単純ですが、まずはこのように覚えておくとよいでしょう。

【例文】

  1. 本日はこのような場所までわざわざお越しいただき、ありがとうございました。
  2. 先ほどは資料をお送り下さりありがとうございました。本来ならば私が調べるところ、わざわざ送ってくださり、おかげさまで素早く準備ができました。

【間違った例文】

  1. わざわざお越しいただかなくても、こちらの方からお伺いいたしましたのに。
  2. 自分で調べますので、資料をわざわざ送っていただかなくても結構ですよ。

間違った例文の方は、「しなくてもいいのに」「余計なお世話」という風にも聞こえます。

これが嫌味に聞こえるということですね。

「わざわざ」の自分への使い方

「わざわざ」は自分の行為に対して使うこともできます。

ですが、「そのことをするのに苦労した」「面倒だった」「やってやった」というようなニュアンスになりますので、かなり印象は悪いです(笑)。

自分の行為に「わざわざ」を使う場面は限られてくるでしょう。

【例文】

  1. 忙しい中、わざわざ出かけて行ったのに留守だった。
  2. 今日の会議のために、わざわざ残業して資料を揃えておいた。
  3. メールで済む話なのに、わざわざ長い手紙を書いた。
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「わざわざ」の言い換え方

「わざわざ」は決して悪い言葉ではありません。

ですが、嫌味な意味に誤解されやすい言葉でもあります。

「わざわざ」を使わない表現も覚えておきましょう。

例えば、「わざわざ」をわざわざつけなくても(笑)、意味は通ります。

「ご丁寧に」「お忙しい中」など、他の言葉に言い換えても良いでしょう。

「わざわざ⚪︎⚪︎していただいたのにすみません」と謝るときは「せっかく……」などと言い換えることができます。

うまい言い回しをいくつか覚えておくと便利ですね。

【例文】

  1. 本日はこのようなところまでお越しいただきありがとうございました。
  2. お忙しい中資料を送ってくださり、ありがとうございました。
  3. 折角お誘いいただいたのに、参加できず申し訳ございません。

まとめ

「わざわざ」は使い方に注意が必要な言葉でしたね。

同じ「わざわざ」でも使い方によっていい意味にも悪い意味にもとられることがあります。

ちょっと危険な言葉ではありますが、きちんと意味を知って使えば問題ありません。

仕事の場で、プライベートで、「わざわざ」を正しく使っていきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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