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「お忙しいところ恐れ入りますが・・・」という言葉を使ったことはありますか?
社会人になると、ビジネスメールや取引先との電話の中でもよく使われますよね!
取引先やお客様、上司などとのコミュニケーションで重宝される言葉ですが、しっかりと意味や使い方を理解していますか?
また、「お忙しいところ恐れ入りますが」以外の他の言い方ってどの位知っていますか?
色々なパターンを知っている方が、幅が広がって印象も良くなりますよね!
ということで、今回は「お忙しいところ恐れ入りますが」についてご説明致します!
「お忙しいところ恐れ入りますが」の基本的な使い方
「お忙しいところ恐れ入ります」を使う時って、どのような場面があるでしょうか?
まず一つ目は、相手に対する感謝を表す時です。
相手側がこちらが頼んだ件をしてくれた場合、貴重な時間を使ってしてくれた訳ですから、その事に関する感謝を伝える際に使われます。
この場合、「お忙しいところありがとうございました。」と文を結びます。
【例文】
- 先日はお忙しいところお時間をいただき、誠にありがとうございました。
- 本日はお忙しいところ、お立ち寄り頂き、誠にありがとうございました。
二つ目は、相手に仕事などを依頼する場合に使われます。
ダイレクトに「〇〇をお願いします。」、「〇〇してください。」と伝えると、ややもすると悪い印象を与えてしまいますよね。
少し頼みにくい事でも、この「お忙しいところ恐れ入りますが」という「クッション言葉」を挟むことで、優しいイメージを与えることが出来ますよ!
例えば、「お忙しいところ恐れ入りますが、先ほど送らせて頂いた日程のご確認のほどよろしくお願いいたします。」などです。
つまり「お忙しいところ恐れ入ります」は相手に対する気遣いの言葉なのです。
「お忙しいところ恐れ入りますが」の電話やメールでの使い方は?
電話を掛ける場合、「お忙しいところ恐れ入ります。~の件でお電話させて頂いた△△社の〇〇と申します。」と、最初に用件と名前を伝えるようにしましょう。
ここで、「今お時間よろしいでしょうか?」と一言入れるととても丁寧ですね!
メールの場合は、「お忙しいところ恐れ入りますが」という場合、細かい日時の指定などはしないようにしましょう。
相手の忙しい状況を知った上でお願いをしているわけですから、催促するような内容になると失礼になってしまいます。
注意しましょう!
「でも相手は実際、忙しい人じゃないしなぁ・・・」と思っているあなた。
実は相手が実際に忙しいかどうか、というのは関係がないんです。
気遣いの言葉ですから、万が一、相手側が忙しい状況でないと知っていたとしても、そこでもあえて「お忙しいところ恐れ入りますが」と断りを入れるのが礼儀なんです。
気を付けましょう!
「お忙しいところ恐れ入ります」の文例
「お忙しいところ恐れ入ります」以外にもたくさんの言い方のパターンがあります。
同じ言葉ばかり使っていると形式ばった印象を与えかねません。
様々な言い方を覚えてみましょう!
【例文】
- お忙しいところ大変恐縮ですが、アンケートの返信をよろしくお願いいたします。
- お忙しいところお手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
- お忙しいところとは存じますが、何卒よろしくお願いいたします。
- お忙しい中、失礼いたします。
【類語】
- ご多忙中、お手数をおかけしますが~
- ご多用のところ、誠に申し訳ありませんが~
より丁寧な表現をしたい場合は、場合によっては「ご多忙のところ大変恐縮ですが」という文を使ってみましょう。
より心が伝わると思いますよ!
まとめ
日本語には相手との関係をスムーズにする「クッション言葉」がたくさんありますね。
この「お忙しいところ恐れ入りますが」もその中の一つです。
仕事の中でもマナー本で学んだ言葉だけでなく、色々な言い方を状況によって使い分けてみましょう。
きっとよりスムーズなコミュニケーションが出来るはずです。
宜しければ参考にしてみてください。