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暦の言葉を見ていると、「涼風至」という表記に出会うことがあります。

漢字だけを見ると「りょうふうし」などと読んでしまいそうですね。

今回は、「涼風至」の意味や読み方、由来、時期、使い方についてご説明いたします!

「涼風至」の意味とは?

「涼風至」とは、涼しい風が吹いてくる頃という意味です。

「涼風至」は、「すずかぜいたる」と読みます。

「涼風」は涼しい風、「至」はやって来ることを表します。

日中はまだ夏の暑さが続いていても、日が暮れると肌にやさしい涼しい風が感じられるようになる、そんな季節の微妙な変化を捉えた言葉です。

項目 内容
言葉 涼風至
意味 涼しい風が吹いてくる頃
読み方 すずかぜいたる
分類 七十二候の第三十七候、立秋の初候
時期 8月7日頃から8月11日頃

立秋は暦の上では秋の始まりですが、実際にはまだ真夏の暑さが続きます。

しかし「涼風至」の頃には、朝夕の風や草むらから聞こえてくる虫の声に、確かな秋の気配が感じられます。

夜空に浮かぶ星もくっきりと見え始め、季節が静かに動き出していることを教えてくれます。

「涼風至」はいつの季節?

「涼風至」は、二十四節気の「立秋」の初候にあたります。

時期は、例年8月7日頃から8月11日頃です。ただし、七十二候の日付は年によって少し前後します。

区分 内容
二十四節気 立秋
七十二候 初候・第三十七候
時期 8月7日頃〜8月11日頃
前の七十二候 大雨時行(たいうときどきふる)
次の七十二候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)

立秋は、一年を二十四等分した節気のひとつで、秋の始まりを告げる日です。

実際にはまだ暑い日が続きますが、立秋を境に暑中見舞いから残暑見舞いへと挨拶状が変わります。

「涼風至」はその立秋の最初の候として、秋の入り口に立つ季節の言葉です。

「涼風至」の由来

「涼風至」は、七十二候という暦に由来する言葉です。

七十二候は中国の古い暦に起源を持ち、日本では江戸時代に日本の気候に合わせて改訂されました。

「涼風至」は、夏の盛りを過ぎた頃に吹いてくる涼しい風という、誰もが体感できる自然の変化を季節の目安としたものです。

言葉 由来・意味
涼風 夏の終わりに吹く涼しい風。古来から詩歌に詠まれてきた。
やって来ること。季節の訪れを表す七十二候らしい表現。
立秋 暦の上で秋が始まる二十四節気。

七十二候の中でも、「涼風至」は夏から秋への転換点に置かれた言葉として、特別な存在感を持っています。

「涼風至」の使い方・例文

「涼風至」は日常会話で頻繁に使う言葉ではありません。

ですが、暦の説明、季節の挨拶、手紙、俳句、エッセイなどでは、立秋の始まりを表す季節語として使うことができます。

場面 使い方の例
手紙・挨拶文 涼風至の候、朝夕の風に秋の気配を感じる頃となりました。
季節の文章 涼風至を迎え、夕暮れ時の風がほんのり涼しくなってきました。
暦の説明 立秋の初候は「涼風至」といい、涼しい風が吹き始める頃を表します。
日記・短文 涼風至という言葉どおり、今日の夕風は心地よく感じました。

「涼風至」と立秋の七十二候

「涼風至」は、立秋の三つの七十二候のうち、最初にあたります。

立秋の七十二候は、涼しい風、ヒグラシの声、深い霧というように、夏から秋へと移りゆく自然の変化を順に表しています。

立秋の七十二候 読み方 意味
涼風至 すずかぜいたる 涼しい風が吹いてくる頃
寒蝉鳴 ひぐらしなく ヒグラシが鳴く頃
蒙霧升降 ふかききりまとう 深い霧が立ち込める頃

「涼風至」は、その立秋の始まりに置かれた言葉です。

まだ暑さが残る中でも、自然界はひと足早く秋の準備を始めている。そんな季節の移ろいの繊細さを伝えてくれる暦の言葉ですね。

まとめ

「涼風至」は、涼しい風が吹いてくる頃を表す七十二候の言葉です。

読み方は「すずかぜいたる」で、二十四節気では立秋の初候にあたります。

時期は例年8月7日頃から8月11日頃で、暦の上では秋が始まり、夕暮れ時に涼しい風が感じられるようになる頃です。

「至」を「いたる」と読む七十二候らしい読み方が特徴的ですが、意味を知ると、夏の終わりと秋の始まりを風で感じる、情緒豊かな言葉だとわかります。

立秋の頃には、ぜひ「涼風至」という暦の言葉を思い出してみてくださいね。

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