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暦の言葉を見ていると、「玄鳥去」という表記に出会うことがあります。

漢字だけを見ると読み方に迷ってしまいそうですが、七十二候の名前としては「つばめさる」と読むのが一般的です。

「玄鳥去」は、白露の候にあたります。

今回は、「玄鳥去」の意味や読み方、由来、時期、使い方についてご説明いたします!

「玄鳥去」の意味とは?

「玄鳥去」とは、ツバメが南へ帰っていく頃という意味です。

「玄鳥(げんちょう)」とはツバメのことです。

春先に日本へやってきて子育てを終えたツバメたちが、秋の深まりとともに、越冬のために暖かな南の地域(東南アジアやオーストラリアなど)へと旅立っていく時期を表しています。

項目 内容
言葉 玄鳥去
意味 ツバメが南へ帰っていく頃
読み方 つばめさる
分類 七十二候
時期 9月17日頃から9月21日頃

春の訪れを告げる「玄鳥至(つばめきたる)」と対になる言葉です。

陰暦の8月は「つばめ去り月」とも呼ばれ、ツバメの姿を見かけなくなることで、人々は本格的な秋の到来を感じ取っていました。

「玄鳥去」の読み方

「玄鳥去」は、「つばめさる」と読みます。

漢字の字面だけでは少し難しく感じますが、意味を知ると、季節の情景が生き生きと浮かんでくる七十二候らしい美しい読み方です。

表記 読み方 補足
玄鳥去 つばめさる 七十二候でよく用いられる読み方

文章で使う場合は「玄鳥去(つばめさる)」のようにふりがなを添えると、読み手に親切に伝わります。

「玄鳥去」はいつの季節?

「玄鳥去」は、二十四節気の「白露」の時期にあたります。

時期は、例年9月17日頃から9月21日頃です。ただし、七十二候の日付は年によって少し前後することがあります。

区分 内容
二十四節気 白露
時期 9月17日頃から9月21日頃
前の七十二候 鶺鴒鳴(せきれいなく)
次の七十二候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

この時期は、季節が夏から秋へと少しずつ歩みを進めていく頃です。自然界の小さな変化に目を向けると、季節の移ろいをより深く楽しむことができます。

「玄鳥去」の由来

「玄鳥去」は、七十二候という暦に由来する言葉です。

七十二候は中国の古い暦に起源を持ち、日本では江戸時代に日本の気候に合わせて改訂されました。

身近な動植物の変化や気象の移り変わりを捉えた言葉が並んでおり、昔の人々の自然に対する細やかな観察眼がうかがえます。

現代の生活でも、ふとした瞬間にこの暦の言葉と同じ情景に出会うことがあり、季節の豊かさを教えてくれます。

「玄鳥去」の使い方・例文

「玄鳥去」は日常会話で頻繁に使う言葉ではありません。

ですが、暦の説明、季節の挨拶、手紙、俳句、エッセイなどでは、季節の進み具合を表す美しい言葉として使うことができます。

場面 使い方の例
手紙・挨拶文 玄鳥去の候、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。
季節の文章 玄鳥去を迎え、自然界は秋への準備を始めています。
暦の説明 七十二候の「玄鳥去」は、ツバメが南へ帰っていく頃を表しています。

季節感を添えたいときに、ぜひ使ってみてください。

「玄鳥去」と白露の七十二候

「玄鳥去」は、白露の時期を彩る七十二候のひとつです。

白露の七十二候は、暑さが和らぎ、秋の気配が少しずつ濃くなっていく自然の変化を順に表しています。

白露の七十二候 読み方 意味
草露白 くさのつゆしろし 草に降りた朝露が白く光って見える頃
鶺鴒鳴 せきれいなく 鶺鴒(せきれい)が鳴き始める頃
玄鳥去 つばめさる ツバメが南へ帰っていく頃

これらの言葉をたどることで、季節が静かに移り変わっていく様子を感じ取ることができます。

まとめ

「玄鳥去」は、ツバメが南へ帰っていく頃を表す七十二候の言葉です。

読み方は「つばめさる」で、二十四節気では白露の候にあたります。

時期は例年9月17日頃から9月21日頃で、自然界が夏から秋へと少しずつ表情を変えていく時期です。

意味を知ると、昔の人々がいかに自然と寄り添い、その小さな変化を大切にしていたかが伝わってきますね。

この季節を迎えたら、ぜひ「玄鳥去」という美しい暦の言葉を思い出してみてくださいね。

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