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いつの時代にも日本語を学びたい人、学ばなければいけない人というものは存在しています。
つまり、日本語教師はいつでも需要がある職業といえます。
日本だけでなく世界各国で需要がある仕事です。
そして、特に今後は日本での日本語教師の需要がますます増えると予想されています。
その根拠を踏まえたうえで日本語教師の重要や今後の将来性について考えてみましょう。
今現在の日本語教師の需要
外国人が日本語を学びたいという動機は単に日本に興味がある、アニメが好き、日本で働きたい、日本の大学に行きたいなど実に千差万別です。
海外や日本にはいくつもの日本語学校があり、多くの日本語教師がそこで教えています。
もちろん、個人的に日本語教室を開いている方、市町村の日本語教室でボランティアをしている方もいることでしょう。
工場や学校など限定された場所で特定の外国人に対して日本語を教えている人もいます。
普段はあまり注目されない職業ですが、世界のいたるところで必要とされています。
日本語教師の需要が増える根拠とは
2020年は東京オリンピックが開催される予定で世界各国から外国人が訪日します。
追記*コロナウイルスの影響により2021へ延期となりました
外国人旅行者が日本へ来日するため、母国にて日本語を学ぼうとする人が少なからず増えると考えられます。
また、日本は深刻な高齢化社会となり、働き手として外国人を必要としています。
すでに東南アジアの研修生を招いていますが、これからますます製造業の工場や介護業界などで外国人労働者が必要となってくるでしょう。
英語圏ではない外国人と英語でやりとりをするのは難しく、まして日本人の英語力は決して高いとはいえません。
そのため日本で働いてもらうためには日本語を学んでもらう必要があります。
日本語教師に対する政府の動き
政府は外国人就労者に対して日本語教師の増員が必要と考えています。
現在は明確な日本語教師という資格は存在していないため、1人の外国人に日本語を教えているだけで「日本語教師」と名乗ったとしても問題ではありません。
そんなあいまいな立場である日本語教師に対して公的な資格を設置しようという動きがあります。
日本語教師としての公的な立場を高め、日本語教育の水準を高めることが狙いです。
試験や教育実習をしたのち、資格が取得できるシステムになるようですが、具体的にはまだ決定していません。
また、現在日本語教師として働いている人に対して試験や教育実習が免除になるのかどうかもまだ明示されていません。
しかし、政府も日本語教師の必要性を強く感じていることは間違いありません。
日本語教師の将来性について
政府がすでに実施している外国人研修生の受け入れは今後ますます増えることでしょう。
研修先によっては専門用語が必要な場合もあります。日常会話のみならず、専門用語の指導も日本語教師には必要になるでしょう。
また、労働者としての外国人が増えるということは外国人の家族も増えることになり、その子供たちに対する日本語教育も必要です。
今現在も特に中南米の日系人の児童に対する日本語教育をおこなっているところはありますが、教師が不足している状態で、教員免許のある日本語教師は重宝されます。
また、日本語教育に携わっていない日本人に対して、外国人にわかりやすく説明するポイントを教えられる日本語教師の必要性も生じてくるかもしれません。
実際、日本に住んでいる外国人に対して災害時での対応などが問題になっています。
これから日本はますます外国人との共存が必要となってくるため、日本語教師としての将来性は期待できます。
まとめ
日本語教師は日本と外国人を結び付ける重要な架け橋的な職業といえます。
政府が介入することで日本語教師の立場が向上し、日本語教師を目指す人々が増えることを望みます。
日本語教師を中心に、どこの国の人とでも交流を持ち、文化の違いを受け入れながら生活ができればいいですね。