「烈寒の候」の時期はいつからいつまで？結びや使い方と例文

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「烈寒の候」は冬に使いたい時候の挨拶の1つです。

「烈寒」という言葉はあまり聞きなれない言葉であるため、その意味や正しい使用時期を知らないという人も多いかと思います。

今回は「烈寒の候」についていつからいつまでが使用時期なのかはもちろん、実際に使用する際の結びや例文といった使い方もご紹介いたします。

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「烈寒の候」の時期はいつからいつまで？

「烈寒の候」は暦の上で「冬の終わり頃」となる時期に使える時候の挨拶です。

1月の半ば頃から1月下旬までが使用時期となります。

暦の上で春となる「立春」を過ぎてしまうと、時候の挨拶も春のものへと変わるので、使うのは1月末までにしておきましょう。

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「烈寒の候」の意味と読み方

「烈寒の候」は、「寒さ特に厳しい時期になりましたね」という意味の言葉です。

読み方は「れっかんのこう」です。

漢字を見るだけでいかに強く厳しい寒さなのかを感じる事が出来る、表現力の高い日本ならではの言葉ともいえるのではないでしょうか。

「烈寒の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

1. 拝啓 烈寒の候、貴社ますますご多忙の段、大慶の至りと存じます。
2. 拝啓 烈寒の候、貴社におかれましてはいよいよご多忙の事と拝察いたします。
3. 拝啓 烈寒の候、貴社におかれましてはますますご清祥の事とお喜び申し上げます。

【結び】

1. 寒さ強まる時節ではございますが、貴社いよいよのご多忙をお祈り申し上げます。
2. 春の息吹待ち遠しい折、貴社におかれましても一層のご躍進をご祈念いたします。
3. 厳寒耐えがたき時節ではございますが、貴社の皆様方におかれましてもどうぞご自愛専一にてお過ごしください。

目上の方

【書き出し】

1. 拝啓 烈寒の候、ご一同様におかれましてはますますご多忙の由、お喜び申し上げます。
2. 拝啓 烈寒の候、〇〇様におかれましては変わらずのご壮健、お喜び申し上げます。
3. 拝啓 烈寒の候、皆様方には一層ご清祥の事、大慶の至りと存じます。

【結び】

1. 寒さ厳しい折ではございますが、○○様ますますのご躍進をお祈りいたします。
2. 深まる寒さ厳しい時節、ご一同様にはどうぞご自愛専一にてお過ごしください。
3. 風邪も流行する時節柄、〇〇様におかれましてはどうぞご健康にご留意の上お過ごしください。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

1. 突き刺すような冷気厳しい今日この頃、○○様はお元気でお過ごしでしょうか。
2. 寒さ深まる日々が続いておりますが、お風邪などひかれていませんか。
3. 年明けから雪が降り続き、寒さも厳しくなっております。〇〇様はいかがお過ごしでしょうか。

【結び】

1. 春到来が待ち遠しい季節、〇〇様もどうぞお健やかにお過ごしください。
2. もうすぐ梅の開花の便りが聞かれる頃でしょうか。どうぞ皆様もお変わりなくお過ごしください。
3. 寒さ緩む日を心待ちに、〇〇様も穏やかでお健やかな日々をお過ごしください。

まとめ

年末年始の慌ただしさも落ち着いたころの、強い寒さを表現しているのがこの「烈寒の候」なんですね。

立春間近の冷え込みは地域によって差はありますがとても厳しいものです。

その寒さから体調崩す人も多いので、受け取る相手の体調を気遣う言葉とセットで使うのがおすすめです。