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秋に使いたい時候の挨拶の一つが「秋分の候」です。
秋分の日などで耳馴染みも良い言葉を使っていますが、時候の挨拶としては一体いつからいつまでの時期に使うのが正しいのでしょうか。
今回は「秋分の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文について解説いたします。
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「秋分の候」の時期はいつからいつまで?
「秋分」である9月23日前後から次の節気の「寒露」である10月8日前後まで使う事が出来ます。
寒露を過ぎてしまうと使う事が出来なくなってしまうので、使うのは寒露の前日までにしておくのがおすすめです。
>>秋分の意味や由来とは?食べ物や秋分の日の決め方、南中高度についても解説
「秋分の候」の意味と読み方
「秋分の候」には「今年も秋分の日を迎える時期となりましたね」という意味があります。
読み方は「しゅうぶんのこう」です。
この日を境として夜がどんどん長くなっていく、季節の変わり目の時期を表す表現となっています。
>>秋分の意味や由来とは?食べ物や秋分の日の決め方、南中高度についても解説
「秋分の候」の使い方例文
ビジネス
【書き出し】
- 拝啓 秋分の候、貴社におかれましては一段とご活の趣、慶賀の至りに存じます。
- 拝啓 秋分の候、貴社にはますますご壮健のこと、何よりと存じます。
- 拝啓 秋分の候、貴社におかれましてはいよいよご繁盛の段、お慶び申し上げます。
【結び】
- 御社の皆様方の秋が十分に実り多きものとなりますよう心よりお祈り申し上げます。
- 秋色の空美しい季節、貴社ますますのご多忙をお祈り申し上げます。
- すすきも風に揺れる時節、御社いよいよのご繁盛をご祈念いたします。
目上の方
【書き出し】
- 拝啓 秋分の候、ご一同様におかれましては変わらずのご活躍、大慶に存じます。
- 拝啓 秋分の候、〇〇様にはますますご壮健のことと拝察いたします。
- 拝啓 秋分の候、皆様方におかれまっしては一段とご隆盛の段、何よりと存じます。
【結び】
- いわし雲見かける秋の空が美しい季節です。どうぞ実り多き秋をお過ごし下さい。
- 街の草木もすっかり秋色に染まる時節、皆様方におかれましてもどうぞお健やかにお過ごしください。
- 残暑続く今日この頃ではございますが、どうぞくれぐれもご自愛ください。
カジュアルな挨拶文
【書き出し】
- 黄金色に輝く田畑に実りの秋を感じる季節となりました。〇〇様におかれましても変わらずご活躍のことと存じます。
- 行楽にぴったりの気温となりましたね。ご無沙汰しておりますがいかがお過ごしでしょうか。
- 彼岸花美しく咲く季節となりました。〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
【結び】
- 食べ物がどんどん美味しくなる季節を迎えました。どうぞお体にはお気をつけて実り多き秋をお過ごしください。
- 秋晴れの日が続いており、とても心地よい今日のこの頃ではありますが、風邪などひかれませんようお気を付けください。
- 高かった気温もようやく落ち着き、散策しやすい時期となりました。どうぞお怪我などにはお気をつけて爽やかな秋をお過ごしください。
「秋分の候」以外の時候の挨拶
白露の候
「はくろのこう」と読み、秋分の候同様9月中旬から10月上旬まで使う事が出来る時候の挨拶です。
草木に露がつくほど気温も下がり、秋も中盤になりましたね。という意味があります。
>>「白露の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文
まとめ
「秋分の日」などの言葉でなじみ深い言葉を使った時候の挨拶で、ビジネスシーンからカジュアルシーンまで幅広く使う事が出来ます。
気温がどんどん下がる時期でもありますので、相手の体調を気遣う言葉を付け加えることでさらに柔らかい印象へと繋げることが出来ますよ。