「天地始粛(てんちはじめてさむし)」の意味や読み方とは?由来や時期はいつ?
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暦の言葉を見ていると、「天地始粛」という表記に出会うことがあります。
「天地始粛」は、処暑の候にあたります。
暦の上では秋へと向かい、自然界が少しずつ姿を変えていくのを感じる時期です。
今回は、「天地始粛」の意味や読み方、由来、時期、使い方についてご説明いたします!
「天地始粛」の意味とは?
「天地始粛」とは、夏の暑さがようやく収まり始める頃という意味です。
「天地始粛」は、「てんちはじめてさむし」と読みます。
「粛(さむし)」は、縮む、静まる、弱まるという意味を持っています。
天地の厳しい暑さが落ち着き、万物が改まる時期とされています。
秋雨前線が冷たい空気を運び、少しずつ秋の気配が深まっていきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 言葉 | 天地始粛 |
| 意味 | 夏の暑さがようやく収まり始める頃 |
| 読み方 | てんちはじめてさむし |
| 分類 | 七十二候 |
| 時期 | 8月28日頃から9月1日頃 |
日中はまだ残暑が厳しいものの、朝夕には心地よい涼風が吹き渡り、夜には秋の虫の音が響き始めます。
夏の終わりと秋の始まりを肌で感じられる季節の転換点です。
「天地始粛」はいつの季節?
「天地始粛」は、二十四節気の「処暑」の時期にあたります。
時期は、例年8月28日頃から9月1日頃です。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 二十四節気 | 処暑 |
| 時期 | 8月28日頃から9月1日頃 |
| 前の七十二候 | 綿柎開(わたのはなしべひらく) |
| 次の七十二候 | 禾乃登(こくものすなわちみのる) |
この時期は、季節が夏から秋へと少しずつ歩みを進めていく頃です。
自然界の小さな変化に目を向けると、季節の移ろいをより深く楽しむことができます。
「天地始粛」の由来
「天地始粛」は、七十二候という暦に由来する言葉です。
七十二候は中国の古い暦に起源を持ち、日本では江戸時代に日本の気候に合わせて改訂されました。
身近な動植物の変化や気象の移り変わりを捉えた言葉が並んでおり、昔の人々の自然に対する細やかな観察眼がうかがえます。
現代の生活でも、ふとした瞬間にこの暦の言葉と同じ情景に出会うことがあり、季節の豊かさを教えてくれます。
「天地始粛」の使い方・例文
「天地始粛」は日常会話で頻繁に使う言葉ではありません。
ですが、暦の説明、季節の挨拶、手紙、俳句、エッセイなどでは、季節の進み具合を表す美しい言葉として使うことができます。
| 場面 | 使い方の例 |
|---|---|
| 手紙・挨拶文 | 天地始粛の候、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。 |
| 季節の文章 | 天地始粛を迎え、自然界は秋への準備を始めています。 |
| 暦の説明 | 七十二候の「天地始粛」は、夏の暑さがようやく収まり始める頃を表しています。 |
「天地始粛」と処暑の七十二候
「天地始粛」は、処暑の時期を彩る七十二候のひとつです。
処暑の七十二候は、暑さが和らぎ、秋の気配が少しずつ濃くなっていく自然の変化を順に表しています。
| 処暑の七十二候 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 綿柎開 | わたのはなしべひらく | 綿を包む萼(がく)が開き始める頃 |
| 天地始粛 | てんちはじめてさむし | 夏の暑さがようやく収まり始める頃 |
| 禾乃登 | こくものすなわちみのる | 稲などの穀物が実り始める頃 |
これらの言葉をたどることで、季節が静かに移り変わっていく様子を感じ取ることができます。
まとめ
「天地始粛」は、夏の暑さがようやく収まり始める頃を表す七十二候の言葉です。
読み方は「てんちはじめてさむし」で、二十四節気では処暑の候にあたります。
時期は例年8月28日頃から9月1日頃で、自然界が夏から秋へと少しずつ表情を変えていく時期です。
意味を知ると、昔の人々がいかに自然と寄り添い、その小さな変化を大切にしていたかが伝わってきますね。
この季節を迎えたら、ぜひ「天地始粛」という美しい暦の言葉を思い出してみてくださいね。
