「冬至の候」の時期はいつからいつまで？結びや使い方と例文

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冬になると良くスーパーなどでも見かけるようになる言葉を使用した時候の挨拶が「冬至の候」です。

冬至自体の日にちはわかりますが、時候の挨拶としての「冬至の候」はいつからいつまで使えるのか正しく知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。

今回はそんな「冬至の候」について、読み方や意味はもちろん、場面別の例文までしっかりとご説明いたします。

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「冬至の候」の時期はいつからいつまで？

暦の上で冬至となる12月22日前後から、次の節気の「小寒」となる1月5日前後まで使う事が出来ます。

使用時期は年末年始をまたぎますが、相手先に新年に届くお手紙には冬至の候は使いません。

新年には新年にふさわしい時候の挨拶がたくさんあるので、そちらを使いますのでお気を付けくださいね。

なので、冬至から年内いっぱい使えると覚えておくのがおすすめです。

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「冬至の候」の意味と読み方

「冬至の候」には「今年も暦の上で冬至を迎える季節となりましたね」という意味があります。

読み方はそのまま「とうじのこう」です。

聞きなれた言葉なので間違えて覚えている方は少ないと思いますが、漢字は全て音読みとなり「ふゆじのこう」ではありませんので新しく覚える方はお気を付けください。

「冬至の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

1. 拝啓 冬至の候、貴社には一段とご繁盛の趣、何よりと存じます。
2. 拝啓 冬至の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
3. 拝啓 冬至の候、貴社にはいよいよご清祥の段、大慶に存じます。

【結び】

1. 厳寒の折、貴社にとって更なる飛躍の1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
2. 昨年同様、本年においても倍旧のご厚情賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
3. 清々しい新年を迎え、御社には昨年以上に実り多き1年となりますようお祈り申し上げます。

目上の方

【書き出し】

1. 拝啓 冬至の候、〇〇様におかれましては一段ご活躍の趣と拝察いたします。
2. 拝啓 冬至の候、ご一同様いよいよご多忙の由、何よりと存じます。
3. 拝啓 冬至の候、皆様におかれましては変わらずご壮健の趣、何よりと存じます。

【結び】

1. 年明けまでもうわずかとなりました。来年も輝かしく素晴らしい1年となりますようお祈りいたします。
2. 厳しい寒さ続く季節ではございますが、ご一同様には健やかで素晴らしい新年をお迎えいただきますよう心よりお祈り申し上げます。
3. 本年同様、更なるご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い致します。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

1. 仕事納めに年始の準備とせわしない毎日をお過ごしのことと存じます。お元気でいらっしゃいますか。
2. 街中クリスマスムード一色となる季節、ご無沙汰しておりますがいかがお過ごしでしょうか。
3. 光陰矢の如しとはよく言ったもので、もう1年が終わろうとしております。〇〇様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。

【結び】

1. 新年を迎え、今年もお互い様々な事に挑戦していける実り多き1年になりますようお祈りいたします。
2. 寒さもどんどん増す時節です。くれぐれもお体にはお気を付けください。
3. 暖冬の年明けを迎えましたが、急に冷え込むこともまだございます。どうぞ風邪には十分お気を付けください。

「冬至の候」以外の時候の挨拶

まとめ

冬至を過ぎればもう年の瀬、そんな時期に使える時候の挨拶です。

師走で忙しい時期となるので、体調などを気遣う言葉をプラスして文をしたためるのがおすすめです。