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雨の中出かける時というのは、服や靴が濡れたり傘が邪魔だったり、何かと大変です。
つい出かけるのが億劫になるものですよね。
ですが、そんな雨の日に取引先やお客様などが自分のところに来てくれるということもあります。
わざわざ来てもらって申し訳ない、ありがたいという気持ちをメールや会話の中でぜひ伝えてみましょう。
今回は、雨の日や梅雨時のビジネスメールでの気遣い言葉・かける言葉についてご説明いたします!
雨の中来てもらう時の言葉
雨が降っている中、相手がわざわざこちらに来てくれるという場合です。
メールや電話で連絡を取る時に、雨の中来てもらうことに対して一言気遣いの言葉を添えるとよいでしょう。
- お気をつけてお越しください
- お足元にお気をつけてお越しください
「お足元にお気をつけて」は雨で濡れる時や足元に段差がある時など、足元に気をつけてほしい時に使う言葉です。
「お足元」「お気をつけて」と「お」が重なっていますが、一般的に使われている表現です。
気になる場合は「お足元に気をつけて」とするとよいでしょう。
【例文】
- あいにくの雨ですがお足元にお気をつけてお越しください。
- 雨が強まって参りましたので、お気をつけてお越しくださいね。
雨の中来てもらった時の言葉
雨の中相手が来てくれた時にはねぎらいや感謝の気持ちを伝えましょう。
- 雨の中ありがとうございます
- お足元の悪い中(雨や雪などで地面の状況が悪い時に使う言葉)
などと、悪天候の中来てくれたことに対する「ありがとう」という感謝を述べます。
もしくは「恐縮です」などとしてもよいでしょう。
>>「お足元の悪い中」は差別用語?正しい意味と使い方、言い換え方は?
【例文】
- 雨の中お越しいただきありがとうございます。
- お足元の悪い中お越しいただきありがとうございます。
- お足元の悪い中ご足労いただき恐縮です。
梅雨時のメールの挨拶文
特に雨が続きがちな梅雨の時期には、メールでも時候の挨拶で梅雨、雨に関する挨拶文を入れるとよいでしょう。
かための時候の挨拶
ビジネスや改まった場面では「○○の候」がよく用いられます。
- 梅雨の候
- 長雨の候
- 入梅の候
カジュアルな例文
柔らかい印象で、自分なりに感じ取ったその時々の季節感を表しましょう。
- 連日の雨ですが、お元気でお過ごしでしょうか。
- 梅雨冷えの続くこの頃ですが、お変わりありませんか。
- 梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
結びの挨拶
梅雨時は気温も不安定で体調を崩しやすいので、相手の体を気遣う言葉が適しています。
- 天候不順の折、くれぐれもご自愛ください。
- 雨続きですが体に気をつけて過ごしましょう。
お見送りの時にかける言葉
雨の時に来てもらったあと、お見送りの際にはやはり感謝や「気をつけて帰ってくださいね」という意の一言があるとぐっと真心が伝わりますね。
- お気をつけてお帰りください
- 道中お気をつけてお帰りください
「道中」は「旅の途中」ということなので、上司が出張に行く時など、旅に出る人に向けて使うことが多い言葉です。
そのため、来社した人に対して「道中お気をつけてお帰りください」というのはやや大袈裟な表現になります。
取引先の人が遠方から出張してきた、などの場合には適しているでしょう。
【例文】
- 雨の中お越しいただきありがとうございました。お足元に気をつけてお帰りください。
- 本日はお足元の悪い中来ていただきありがとうございました。お気をつけてお帰りください。
- 本日はありがとうございました。まだ雨が降り続いていますので、道中お気をつけてお帰りくださいませ。
まとめ
雨の日や梅雨時の外出は億劫なものですよね。
空が暗いと気分も晴れないかもしれません。
そんな時に、気遣いの言葉をもらうと嬉しいものです。
雨の降る中相手に来てもらうときは感謝やねぎらいの言葉をぜひ伝えましょう。
梅雨時などにはメールでも天気のことや体調を気遣う言葉をプラスすることで、ぐっと好印象になりますよ。
ぜひ参考になさってくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!