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いつ使えばいいのかわからなくなってしまう時候の挨拶の1つが「雨水の候」です。
雨なんて四季を通して起こる天候ですし、雨水の候と言われてもいつからいつまで使えばいいのかわからなくなりますよね。
今回はそんな雨水の候について意味や読み方といった基本的な事から、シーンごとの例文まで詳しくご説明いたします。
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「雨水の候」の時期はいつからいつまで?
雨水の2月19日前後から3月5日前後まで使う事が出来ます。
ですが縦に長い日本列島の場合、2月中旬は北だとまだ雪深い地域も多いです。
そういった場所に送るお手紙に使っても間違いではないですが「雨はまだ降らないけど」と違和感の原因となってしまう可能性があります。
受け取り相手の住んでいる場所によって挨拶文を変えるのがおすすめです。
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「雨水の候」の意味と読み方
「雨水の候」には「雪ではなく雨が降る、少し暖かい季節になってきましたね」という意味ああります。
読み方は「うすいのこう」です。
季節の移り変わりを繊細かつ敏感に表現した言葉で、春の到来を間近に感じさせてくれる挨拶文となっていますよ。
「雨水の候」の使い方例文
ビジネス
【書き出し】
- 拝啓 雨水の候、貴社いっそうご発展の趣、慶賀の至りに存じます。
- 拝啓 雨水の候、貴社ますますご隆昌のことと拝察いたします。
- 拝啓 雨水の候、貴社いよいよご繁栄の段、何よりと存じます。
【結び】
- 残雪の折、御社いよいよのご繁栄をご祈念いたします。
- 寒の戻りの最中ではございますが、貴社ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 春の足音間近となる時節、貴社の皆様方におかれましても飛躍の春をお迎えください。
目上の方
【書き出し】
- 拝啓 雨水の候、〇〇様におかれましては一段とご多幸の由、何よりと存じます。
- 拝啓 雨水の候、ご一同様におかれましては一段とご多忙の段、大慶に存じます。
- 拝啓 雨水の候、皆様方におかれましてはいっそうご繁栄のことと拝察いたします。
【結び】
- 雨がちらつく天候に春を感じる時節、どうぞお体には十分お気をつけてお過ごしください。
- ご一同様におかれましてはいっそうのご多幸をお祈り申し上げます。
- 猫柳伸びる時節、〇〇様におかれましてはますますご活躍なされますようお祈り申し上げます。
カジュアルな挨拶文
【書き出し】
- 梅の香りもほのかに漂う季節となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
- 木々も春支度を始める季節です。ご一同様におかれましては変わらずご活躍のことと存じます。
- 雨ごとに春めく気候が心地よい今日この頃、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
【結び】
- 寒暖を繰り返し、体調を崩しやすい時期でもございます。くれぐれもご自愛ください。
- 三寒四温と申します、どうぞ体調にはくれぐれもお気を付けいただき、爽やかな春をお迎えください。
- 水仙が優雅に咲く時節、どうぞ幸多き充実した春をお迎えください。
「雨水の候」以外の時候の挨拶
まとめ
雪が雨に変わる、暖かな気候への変化を表す美しい時候の挨拶ですね。
四季の移り変わりに敏感な日本ならではの言葉ともいえますので、送り先の気温状況を見てからにはなりますがぜひ使ってみてはいかがでしょうか。