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夏という文字が使われているので夏に使いたくなる時候の挨拶、立夏の候。
実際の正しい使用時期はいつからいつまでなのでしょうか。
今回は「立夏の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文について解説いたします。
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「立夏の候」の時期はいつからいつまで?
暦の上で立夏となる5月5日頃から5月19日頃まで使う事が出来ます。
相手先への手紙の到着が立夏を過ぎてしまったり立夏より前の到着が考えられる場合は使わない方がいいでしょう。
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「立夏の候」の意味と読み方
「立夏の候」には「暦の上では夏となり、初夏を感じる季節となりましたね」という意味があります。
読み方は「りっかのこう」です。
気温も高くなりはじめる大型連休中から使う事ができ、夏の到来とともにまだ残る春の爽やかさも感じることのできる風情ある時候の挨拶です。
「立夏の候」の使い方例文
ビジネス
【書き出し】
- 拝啓 立夏の候、貴社におかれましてはますますご繁栄の事とお慶び申し上げます。
- 拝啓 立夏の候、貴社には一段とご繁栄の折、何よりと存じます。
- 拝啓 立夏の候、貴社ますますのご隆盛、慶賀の至りに存じます。
【結び】
- 健やかに育つ木の葉の如く、御社様の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
- 心地よい風吹く季節となりました。貴社ますますのご多忙をご祈念致します。
- 初夏を迎え、過ごしやすい季節となりました。貴社いよいよご多忙の事と存じますが皆様ご健康には充分にご留意下さい。
目上の方
【書き出し】
- 拝啓 立夏の候、ご一同様におかれましてはますますご清栄のことと存じます。
- 拝啓 立夏の候、〇〇様一段のご活躍心よりお喜び申し上げます。
- 拝啓 立夏の候、皆様にはいよいよご多忙の事と拝察いたします。
【結び】
- 五月晴れ眩しい季節となりました。ご一同様におかれましては一層ご壮健にお過ごしになられますようお祈り申し上げます。
- 木々の緑も日に日に色濃くなってまいりました。〇〇様の更なるご活躍をご祈念いたします。
- 田畑の若芽も気持ちよさそうに伸びる爽やかな季節を迎えました。ご一同様におかれましてもどうぞお健やかな夏をお迎えください。
カジュアルな挨拶文
【書き出し】
- 若葉色濃く萌ゆる季節、〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
- 爽やかな風吹く5月、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
- 鯉のぼりも雄大に泳ぐ気持ちの良い季節となりました。〇〇様におかれましてもお変わりなくお過ごしのことと存じます。
【結び】
- つつじの花咲き誇る美しい季節となりました。〇〇様におかれましてもどうぞお体にはお気を付けください。
- 若葉の香り清々しい季節です、どうぞお健やかな夏をお迎えください。
- 吹き抜ける風に夏の気配が濃くなってまいりました、季節の変わり目となっておりますので風邪など引かれませんようくれぐれもお気を付けください。
「立夏の候」以外の時候の挨拶
まとめ
夏の訪れを喜び、また去り行く春への名残惜しさも感じさせる日本ならではの時候の挨拶です。
季節が変わる節目、そして大型連休中から使えるという事で受け取る相手の体調をそっと気遣う文言をプラスすることでさらに良い印象を与えることが出来ますよ。