「桜月の候」の時期はいつからいつまで？結びや使い方と例文

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「桜月の候」は春に使いたい時候の挨拶の1つですが、正しい使用時期とはいったいいつ頃なのでしょうか。

初春なのか仲春なのか、分からないという人は案外多いかと思います。

今回は「桜月の候」についていつからいつまでが使用時期なのか、はもちろん結びや使い方・例文まで詳しくご紹介いたします。

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「桜月の候」の時期はいつからいつまで？

「桜月の候」は、視覚的に春の訪れを感じる事が出来る3月の半ば頃から3月下旬に使う事が出来る時候の挨拶です。

春の訪れを体感的に感じる、春半ば頃となる時期に使える言葉です。

地域によって差はありますが「桜の開花」が聞かれ始める時期に使う事が出来ます。

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「桜月の候」の意味と読み方

「桜月の候」は「桜の花が月明かりにも美しく咲く季節になりましたね」という意味の言葉です。

読み方は「さくらづきのこう」です。

「おうげつのこう」などと読んでしまいがちですが間違いですので、覚える際はお気を付けください。

月の光の下で儚げに咲く桜の花を想像できるような、繊細かつ美しい言葉なのではないでしょうか。

「桜月の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

1. 拝啓 桜月の候、貴社ますますご多忙の段、大慶の至りと存じます。
2. 拝啓 桜月の候、貴社におかれましてはますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
3. 拝啓 桜月の候、貴社にはいよいよご隆盛の由、大慶に存じます。

【結び】

1. 野山色づく季節、貴社におかれましても一層のご繁盛を心よりお祈り申し上げます。
2. 若草活き活きと育つ季節です。貴社ますますのご発展を心よりご祈念いたします。
3. 春の光眩しい季節となりました。貴社におかれましてもいよいよのご多忙をお祈り申し上げます。

目上の方

【書き出し】

1. 拝啓 桜月の候、〇〇様におかれましてはご壮健にお過ごしの事と拝察いたします。
2. 拝啓 桜月の候、○○様には変わらずご活躍の事とお慶び申し上げます。
3. 拝啓 桜月の候、〇〇様いよいよご躍進の段、心よりお喜び申し上げます。

【結び】

1. 花粉飛散の報も聞かれる季節となりました。〇〇様におかれましてもご健康にはお気をつけてお過ごしください。
2. 葉らしい日が続いております。お風邪などひかれませんよう十分にお気を付けください。
3. 街中もすっかり春めいてまいりました。〇〇様の更なるご躍進を心よりお祈り申し上げます。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

1. 春風心地よい季節です、〇〇様におかれましてはお元気でお過ごしの事と存じます。
2. 菜の花咲き誇る季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
3. 春到来を本格的に感じる季節ですね。変わらずお過ごしでしょうか。

【結び】

1. 季節の変わり目を迎えております。お風邪などひかれませんようお気を付けください。
2. 巣立ちの春を迎え心落ち着かない季節ではありますが、○○様も変わらずお元気でお過ごしください。
3. 花粉の舞い始める季節ですが、どうぞお元気でお過ごしください。

「桜月の候」以外の時候の挨拶

まとめ

桜と月という日本らしく、幻想的な雰囲気を感じる事の出来る時候の挨拶が「桜月の候」なんですね。

桜の開花を確認してから使う事が出来る言葉なので、受け取る相手が住む地域によって時期に違いが出てきます。

ニュースなどで開花情報をチェックしてから使うのがおすすめですよ。