時候の挨拶

「落葉の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文

「落葉の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文

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「落葉の候」は時候の挨拶の一つですがその正しい使用時期とはいったいいつなのでしょうか。

「落葉」が見られる季節という事で秋の時候の挨拶だと思っている人も多いかと思います。
ません。

今回は「落葉の候」について、使用時期がいつからいつまでなのかはもちろん、結びや使い方・例文まで詳しくご紹介していきます。

>>ビジネスメール秋の季節の挨拶と締めの言葉・季節の変わり目|カジュアルな例文つき

「落葉の候」の時期はいつからいつまで?

「落葉の候」は冬の初め頃に使う時候の挨拶です。

11月の半ば頃から11月の終わり頃までの約半月間が「落葉の候」の使用期間となります。

>>11月の時候の挨拶(上旬・中旬・下旬と12月にかけて)結び・カジュアルな例文

「落葉の候」の意味と読み方

「落葉の候」は「木々から落ち葉舞い、冬の訪れを感じる季節となりましたね」という意味の言葉です。

読み方は「らくようのこう」です。

落ち葉が舞うという光景から秋に使いたくなってしまいますが、秋に色づいた葉が気温の低下などにより冬支度を始める、という意味で初冬の時候の挨拶となっているんですよ。

「落葉の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

  1. 拝啓 落葉の候、貴社ますますご発展、ご活躍の折、心よりお慶び申し上げます。
  2. 拝啓 落葉の候、貴社におかれましてはますますご躍進の事と拝察いたしております。
  3. 拝啓 落葉の候、貴社いよいよご隆盛の段、お慶び申し上げます。

【結び】

  1. 野山色鮮やかに染まる季節、貴社におかれましてもいよいよのご多忙をご祈念いたします。
  2. 去り行く秋を感じられる季節、貴社ますますのご活躍を心よりご祈念いたします。
  3. 冬の訪れ感じる折柄、貴社には一層のご躍進をお祈り申し上げます。

目上の方

【書き出し】

  1. 拝啓 落葉の候、〇〇様におかれましては変わらずご壮健の事とお喜び申し上げます。
  2. 拝啓 落葉の候、〇〇様にはますますご躍進の由、心よりお慶び申し上げます。
  3. 拝啓 落葉の候、ご一同様におかれましてはいよいよご多忙の事とお喜び申し上げます。

【結び】

  1. 初雪の便りも聞かれる時節、皆様方におかれましてもどうぞ変わらずご壮健にお過ごしください。
  2. 寒さ厳しくなる折ではございますが、ご一同様のご健勝をお祈り申し上げます。
  3. 冬支度忙しい時節、〇〇様におかれましてはどうぞご壮健にお過ごしになられますようお祈り申し上げます。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

  1. 街路樹より枯れ葉舞う季節となりました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
  2. 冷たい風に木々も震え始める季節ですね。〇〇様はお風邪などひかれていませんか。
  3. 葉を落とし寒そうな木々を見かける季節です、皆様方におかれましても体調を崩されていませんでしょうか。

【結び】

  1. 寒さ日毎に深まる時節、お風邪などひかれませんようお気を付けください。
  2. 冬の支度に慌ただしい季節、体調にはくれぐれもお気を付けください。
  3. 木々の葉が黄色に染まる時節、どうぞ変わらずお元気にお過ごしください。

まとめ

木々が葉を落とす様子から冬の訪れを感じる繊細な時候の挨拶が「落葉の候」なんですね。

秋から冬への季節の変わり目であり、1日ごとに気温も下がる季節です。

気温の変動から体調を崩す人も多い時期なので、受け取る相手の体調を気遣う言葉とセットで使うとより柔らかい印象を伝える事が出来ますよ。

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