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「臘日」なんて言葉、あまり聞いたことはありませんよね。

臘日とは、古くから日本にある占いである「暦注」のうちの「選日」の一つです。

今回はこの臘日の意味や由来、読み方の他、2026年はいつなのかなどを詳しく解説させていただきます。

暦の上の注記「臘日」、ぜひ最後までご覧ください。

臘日の読み方と意味や由来

「臘日」は「暦注」のうちの「選日」の一つです。

「ろうじつ・ろうにち」と読み、下記のように2つの意味があります。

意味①:暦注上の凶日

暦注の選日の一つとして扱われる臘日は、由来や根拠などは謎なので諸説ありますが、どちらかというと凶日扱いとなります。

この日は、結婚や神事を避けるべき日とされています。

意味②:年中行事で年の暮れのこと

臘日を「年の暮れ」という意味として扱い、またその意味から「大晦日」のことを臘日と言ったりもします。

年中行事で年の暮れを意味する臘日では「大祓」を行ったりする場合があります。

大祓とは、毎年6月と12月に行われる神事です。

日々の暮らしの中でで知らずに負ってしまった罪や穢れなどを祓い清めて、無病息災・厄難消除を祈り、神社などで行われています。

「臘日」の由来

あまり見慣れないこの「臘」という字には「つなぎ合わせる」という意味があります。

臘日の原点は、古代中国の文化から始まっています。

中国には神と祖先の祭祀をつなぎ合わせるように行う「臘祭(ろうさい)」という習慣が年末に行われていました。

祭壇には、猟をして捕らえた獣の肉を備えていたそうです。

ほら、私たちに馴染み深い「猟」という字、「臘」に似ていると思いませんか?

「臘」は「猟」と通じている漢字だと言われているのです。

しかし、中国の臘祭という習慣は日本には伝わらなかったと言われています。

一方で「臘日」という言葉は暦注として日本には定着しました。

ですから「つなぎ合わせる」という意味を持つ臘の字を使い、旧暦12月のことを旧年と新年の繋ぎ目として「臘月(ろうげつ」大晦日を「臘日」という風に、暦注以外の意味として年中行事の用語として扱われたりもするそうです。

2027年の臘日はいつ?

臘日の日付は、現代の1月後半にあることは間違いないのですが、実はバラバラだったりします。

なぜかというと、暦というものは国立天文台による暦の計算をする担当職員が行い、またそれに基づいて暦を決める仕事である暦注家や、出版社の編集者によって異なるからです。

つまり、カレンダーやスケジュール帳の会社によって日付が異なるということになります。

臘日と解釈されている日は4パターンあり、また2027年の臘日はそれぞれ以下の通りになります。

2027年の臘日のパターン4つ

①旧暦の12月9日にあたる日

・2027年1月16日(土)

②小寒(しょうかん)の後、2回目に来るの辰の日

・2027年1月25日(月)

③大寒(だいかん)に最も近しい辰の日(現代において主流)

・2027年1月25日(月)

※②と③はよく重なっているため、2027年も同じ日となる

④大寒の後、最初に来る戌の日

・2027年1月31日(日)

上記の用語を簡単に説明すると、以下となります。

まず「小寒」と「大寒」ですが、これは「二十四節気」という日本独自の暦のことです。

日本の気候風土や生活習慣に基づいて作られたもので、

「小寒」・・・現代で毎年1月5日頃から約15日間

「大寒」・・・現代で毎年1月20日頃から約15日間

となっており、大寒と小寒は一年で一番寒い時期とされています。

次に「辰の日」や「戌の日」ですが、これは日の干支のことを言います。

「2026年は午年」という風に、実は日にも干支が当てはめられているのです。

最後に「旧暦」ですが、これは月の動きに基づいて作られた暦で、現代とはずれがあります。

ですから、旧暦の12月9日は現代でいうと1月の半ば頃となっています。

臘日はどのように過ごしたらいい?

暦注ならびに選日には、科学的な根拠はありません。

言い伝えや迷信なので、やってはいけないことを必ずも守らなくても、そのせいで何か悪いことは起きません。

もし起こったとしてもそれは偶然ですから、普段通り過ごして問題はないのです。

ただ暦注には、その時期に気をつけておこうという昔の人々の暮らしの知恵や教訓めいたものが多くあります。

ですから臘日に関しては、おそらく年の暮れは忙しいから気をつけて、神事や結婚関連は慎重に執り行うべき、もしくは春が来てから行うべきだと考えられていたのかもしれませんね。

現代を生きる私たちも、その教えにならっていつもよりちょっぴり気をつけて行動しても良いのかもしれません。

まとめ

「臘日」は「ろうじつ・ろうにち」と読み、「暦注上の凶日」という意味と、「年中行事で年の暮れのこと」という2つの意味を持っています。

暦注としての臘日は、結婚や神事を避けるべき日とされています。

臘日は、暦を発表する会社や出版社によって解釈が異なるので、日付が変わることを覚えておいてください。

また、どの日付が間違いということもないので、手にしたカレンダーや手帳の通りに考えてくださって問題はありません。

暦注ならびに選日は、日本にはとても多くありますので、もしご興味のある方はこちらもご覧ください。

>>「大犯土・小犯土」の意味と違いとは?

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