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「率先して仕事に取り組む」
「自ら率先して行動する」
この「率先」という言葉は、ビジネスシーンをはじめ日常のいろいろな場面で使われます。
よく見聞きする身近な言葉ではありますが、詳しい意味や使い方をこの機会に確認しておきましょう。
今回は、「率先」の意味と使い方!「自ら率先して行動する」とは? 言い換え表現と例文についてご説明いたします!
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「率先」の意味
「率先」は「自ら先頭に立って物事をする」と言う意味です。
「そっせん」と読みます。
「率」は「ひきいる。みちびく」といった意味があります。
「先」は「さき」という字ですよね。
「率先」は人の先に立ち人々をみちびくという意味になります。
人の先に立って物事を行うという意味の言葉です。
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「率先」の使い方
「率先」は、人の先に立って行動するということを表して使います。
- 率先する
- 率先垂範(先に立って模範を示すこと)
- 率先力(自ら行動して全体を導く能力)
などの使い方をします。
人の先に立ってみんなを引っ張っていく、先に立って行動してみせるということで、いい意味で使うことが多い言葉です。
特にビジネスシーンや教育現場などでは「率先して○○する」などとよく使われます。
「率先垂範」は、「先に立って行動する」という意味の「率先」と、相手に模範を示すという意味の「垂範」を合わせた四字熟語です。
先に立って実践し、後に続く人に模範を示します。
ビジネスシーンでよく用いられる言葉です。
例えば上司が、部下に指示を出して手のかかる仕事をやらせ、自分は何もせずに偉そうにしていたら、反感も買いますし尊敬もされませんよね。
ですが、上司が自ら手本を示したり、具体的な指針を掲げて行動に移したりしてくれたら、部下もどのようにすればよいか分かり易いですしやる気もでますね。
このように、「率先」や「率先垂範」はリーダーシップを発揮するような場面で用いられることが多い言葉です。
「自ら率先して行動する」とは?
「自ら率先して行動する」、ビジネスシーンや就活などでよく見聞きする言い回しですね。
これは「人の先に立って行動する」ということです。
「率先」自体がだいたいこういう意味ではありますが、さらに「自ら(自分から進んで)」「行動する」という言葉をつけることでよりはっきり「人の先に進んで立ち、行動を起こす」という意味合いを強めることができます。
「自ら率先して行動する」人は仕事もよくできるでしょうし、リーダーにも向いているでしょう。
また就活の際の自己PRにもよく使われる表現です。
言われたことをやる受身タイプではなく行動力があるということをアピールできますので、面接などでも具体的なエピソードとともに使うのがおすすめです。
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「率先」の例文
- 私は自ら率先して行動することをモットーにしています。
- 社長は率先垂範する人だ。
- 我が社では一人一人が率先して動くことを意識している。
- 彼は面倒な仕事にも率先して取り組んでいる。
- 彼女が率先してチームを引っ張ってくれている。
「率先」の類義語・言い換え表現
「率先」の類義語や言い換え表現には次のようなものがあります。
- 推進(物事が目的の状態に向かってはかどるように努めること)
- 先導(先に立ってみちびき案内すること)
- 主導(主となって指導すること)
- 牽引(大勢の先頭に立って物事を引っ張っていくこと)
- 統率(多くの人々をまとめてひきいること)
- イニシアチブ(率先すること)
- 音頭取り(人の先に立って行うこと)
- 舵取り(物事がうまく運ぶように、誘導・指揮すること。また、その人)
- 積極的に(行う)(自分から進んで物事に取り組むさま。)
- 能動的に(自分から他へはたらきかけるさま)
- 自発的に(物事を自分からすすんで行うさま)
- 先頭を走る(集団の一番先に立ち全体を引っ張るさま)
- 先陣を切る(自ら率先して始めて仲間や全体をを引っ張ること)
- リードする(先頭に立って集団を導くこと)
「率先」の対義語
「率先」の対義語には次のようなものがあります。
まとめ
「率先」は「自ら先頭に立って物事をする」と言う意味です。
自ら集団の一番先に立ってみんなを引っ張っていくといったことを表します。
自主性、行動力、リーダーシップなどを表現するときにもよく用いられる言葉です。
特にビジネスシーンや就活などでは使いやすいので、ぜひ覚えておいてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!