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春の訪れを表す時候の挨拶が「若葉の候」です。
その文字が表すように「若葉」が生い茂る時期にぴったりの言葉ですが、一体時期はいつからいつまで使うのが正しいのでしょうか。
使うのにふさわしくない時期などはもちろん、例文も含めてご紹介いたします。
今回は、「若葉の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文について解説いたします。
>>ビジネスメール春の季節の挨拶と締めの言葉!カジュアルな例文も紹介
「若葉の候」の時期はいつからいつまで?
春が来て新たに葉が出てくる時期の言葉なので5月上旬から5月中旬にかけて使う事ができます。
5月中旬を過ぎてしまうと、葉の色がさらに濃くなり「若葉」では少し違和感が出てきてしまいますので注意が必要です。
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「若葉の候」の意味と読み方
「若葉の候」は厳しい冬を耐え抜いた木々に若葉が生い茂る季節を表す時候の挨拶です。
読み方は「わかばのこう」と読みます。
「若葉」ですので、葉が新しく生え始めた時期に使う言葉です。
「若葉の候」の使い方例文
ビジネス
【書き出し】
- 拝啓 若葉の候、貴社のますますのご発展お慶び申し上げます。
- 拝啓 若葉の候、貴社いっそうご多忙のことと存じます。
- 拝啓 若葉の候、貴社におかれましては一段ご繁盛のこと何よりと存じます。
【結び】
- 走り梅雨の折ではありますが、貴社いっそうのご活躍をお祈り申し上げます。
- 初夏の日差しも眩しい季節、ますますのご発展を祈念いたします。
- 山々も鮮やかになってまいりました。貴社ますますのご清栄をお祈り申し上げます。
目上の方
【書き出し】
- 拝啓 若葉の候、ご一同様におかれましてはますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
- 拝啓 若葉の候、〇〇様はお変わりなくお過ごしでしょうか。
- 拝啓 若葉の候、〇〇様におかれましては健やかにお過ごしのことと拝察いたします。
【結び】
- 初夏の風が心地よい季節となりました。お体にはくれぐれもご留意ください。
- 山々を彩る若葉が目に眩しい季節、どうぞお元気にお過ごしください。
- 梅雨も近づいてまいります、どうぞご自愛ください。
カジュアルな挨拶文
【書き出し】
- 少し汗ばむ日も増えてきましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
- 公園の花壇にも多くの葉が茂っています、お元気でしょうか。
- 梅雨の足音が聞こえてきましたが〇〇様はお変わりございませんか。
【結び】
- 梅雨の鬱々とした空に負けず、いつかお会いできる日を楽しみにしております。
- 夏へと変わる季節の変わり目、くれぐれもご自愛ください。
-
暖かくなってまいりましたが、寒暖差に体調を崩されませんようお気をつけください。
「若葉の候」以外の時候の挨拶
軽暑の候
軽く汗ばむような高い気温の日が増えてきた5月中旬から5月下旬にぴったりの時候の挨拶です。
5月も後半になれば地域によっては半袖で外出できる日も増えてきます。
本格的な夏の訪れを予感させながらも、今の爽やかさを伝えることが出来ますよ。
まとめ
木に芽吹いた若く瑞々しい葉を連想させてくれる日本ならではの美しい言葉ですね。
春から夏へ季節が移り変わる時期でもあるので、時候の挨拶のあとや結びの文に相手の体調を気遣う言葉を入れるとより丁寧な印象へと繋がります。
爽やかな風を感じる言葉とともに、文章を送ってみてくださいね。