「軽暑の候」の時期はいつからいつまで？結びや使い方と例文

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「軽暑の候」は夏の時期に使いたい時候の挨拶ですが、「暑さが軽い」時期とはいったいいつの事なのでしょうか。

「軽暑」という言葉自体あまり聞いたことが無いという人も多いかと思います。

今回は「軽暑の候」について、使用時期はいつからいつまでなのかはもちろん、結びや使い方・例文まで詳しくご紹介していきます。

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「軽暑の候」の時期はいつからいつまで？

「軽暑の候」は初夏に使える時候の挨拶です。

5月の半ば頃から5月の後半にかけてがその時期となります。

ただ地域によっては5月後半でもまだ寒い場所もありますので、そのような場合は違う時候の挨拶に差し替えるのがおすすめです。

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「軽暑の候」の意味と読み方

「軽暑の候」は「夏になり、暑さも少しずつ感じる事が出来る季節になりましたね」という意味の言葉です。

読み方は「けいしょのこう」です。

夏になったという季節感をはっきりと表現する言葉であり、これから来る本格的な暑さへの心構えも感じさせてくれる日本らしい言葉ですね。

「軽暑の候」の使い方例文

ビジネス

【書き出し】

1. 拝啓 軽暑の候、貴社におかれましては一層ご清栄の事、大慶の至りと存じます。
2. 拝啓 軽暑の候、貴社ますますご隆盛の由、心よりお慶び申し上げます。
3. 拝啓 軽暑の候、貴社にはいよいよご多忙の段と拝察いたしております。

【結び】

1. 野山の緑深まる季節、貴社におかれましても一層のご活躍をお祈り申し上げます。
2. 木陰の涼しさ心地良い季節です。貴社の皆様方におかれましてもますますのご繁栄をお祈り申し上げます。
3. 梅雨の気配も感じる季節ですが、貴社ますますのご活躍を心よりご祈念いたします。

目上の方

【書き出し】

1. 拝啓 軽暑の候、御一同様におかれましては一層ご活躍の事と拝察いたします。
2. 拝啓 軽暑の候、〇〇様におかれましてはますますご健勝の事とお慶び申し上げます。
3. 拝啓 軽暑の候、〇〇様にはいよいよご活躍の事とお慶び申し上げます。

【結び】

1. 五月晴れの空美しい季節です。〇〇様におかれましてもどうぞお元気でお過ごしください。
2. 連休の疲れ出やすい季節です。どうぞゆっくりとした夏をお過ごしください。
3. 夏の風心地よい季節となりました。梅雨も間近ですのでどうぞご自愛ください。

カジュアルな挨拶文

【書き出し】

1. 汗ばむ日も増えてきた今日この頃ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
2. 5月半ばではございますが暑い日が続いております。体調など崩されてはいませんか。
3. バラ咲き誇る季節となりました。○○様もお元気でお過ごしの事と存じます。

【結び】

1. 梅雨も間近となりました。長雨となりますのでくれぐれもお体にはお気を付けください。
2. 強い日差しに本格的な夏を感じる季節です。熱中症などにはくれぐれもお気を付けください。
3. 衣替えも進む季節です、〇〇様も変わらずお健やかにお過ごしください。

「軽暑の候」以外の時候の挨拶

まとめ

これからくる本格的な暑さも予感させるような、初夏に使いたい時候の挨拶が「軽暑の候」なんですね。

街中には青々とした草花が茂り、道行く人も夏の装いへと変わっていく輝かしい季節を表現している美しい言葉です。

強い暑さに向けて備えや体調を気遣う言葉とセットで使うとより優しい印象をプラスすることが出来ますよ。