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冬に使いたい時候の挨拶の1つが「大雪の候」です。
大雪という言葉が使われており、真冬に使うという事はなんとなくわかるかと思いますが、詳しくは一体いつからいつまで使うのが正しいのでしょうか。
今回は「大雪の候」の時期はいつからいつまで?結びや使い方と例文について解説いたします。
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「大雪の候」の時期はいつからいつまで?
暦の上で「大雪」を迎える12月7日前後から、次の節気「冬至」の前日である12月22日前後まで使う事が出来ます。
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「大雪の候」の意味と読み方
「大雪の候」には「今年も暦の上では、大雪となる季節を迎えましたね」という意味があります。
読み方は「たいせつのこう」です。
雪深い地域にお住まいの方などはつい「おおゆきのこう」と読みたくなってしまいますが、時候の挨拶の漢字は全て音読みとなっていますので覚える際はお気を付けください。
降雪量も本格的になってくる季節とされており、まさに冬本番といった雰囲気を伝えることのできる言葉ですね。
「大雪の候」の使い方例文
ビジネス
【書き出し】
- 拝啓 大雪の候、貴社におかれましては一段とご繁栄の段、大慶に存じます。
- 拝啓 大雪の候、貴社ますますご多忙のことと拝察いたします。
- 拝啓 大雪の候、貴社にはいよいよご壮健の由、慶賀の至りに存じます。
【結び】
- 暖冬の折、貴社ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
- 年末に向けていっそうご多忙の折、貴社の更なるご発展をご祈念いたします。
- まもなく年の瀬。御社の皆様方におかれましてはくれぐれもご自愛いただき、素晴らしい新年をお迎えになられますようお祈り申し上げます。
目上の方
【書き出し】
- 拝啓 大雪の候、ご一同様におかれましては一層ご繁栄のこととお喜び申し上げます。
- 拝啓 大雪の候、皆様には一段ご活躍の趣、何よりと存じます。
- 拝啓 大雪の候、〇〇様におかれましてはいよいよご多忙の段、何よりと存じます。
【結び】
- 街もすっかり雪景色となりました。ご一同様におかれましてもどうぞ変わらずご活躍なされますようお祈り申し上げます。
- 花屋さんにも美しい冬の花が並ぶ季節となりました。くれぐれもお体にはお気をつけてお過ごし下さい。
- 今年ももう数えるほどとなりました。どうぞご健康にはご留意いただき、素晴らしい新年をお迎えください。
カジュアルな挨拶文
【書き出し】
- 本当に1年が経つのはあっという間ですね。ご無沙汰しておりますがいかがお過ごしでしょうか。
- 街にもクリスマスソングが響く季節となりました。〇〇様の変わらずのご活躍喜ばしく思います。
- 澄み渡る空に遠くの山々が良く見える季節となりました。お元気でお過ごしでしょうか。
【結び】
- 暖冬で穏やかな日が続いておりますが、油断することなくお体には十分お気を付けください。
- 年の瀬も迫り、お忙しい時期かとは思いますがどうぞお健やかにお過ごしください。
- 昼間の時間も短い季節です、せわしない毎日ではございますがどうぞ心穏やかにお過ごしください。
「大雪の候」以外の時候の挨拶
まとめ
冬ならではの「雪」という言葉を使った時候の挨拶です。
また冬至を過ぎると一気に年末に向けて進んでいく季節となりますので、忙しさや体調など相手への優しい気配りを文章の中に付け加えるのがおすすめです。