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今までニュースを流して聞いていた人も、「これはどういう意味の言葉なのか?」としっかり調べる人も増えてきています。
そこで、今回は「語彙力.com」で今まで取り上げた言葉の意味の中で、今知っておきたい!ニュースでよく聞く言葉をまとめてみました。
ニュースでよく聞く言葉だけど、どういう意味かなんとなくしか分かっていない!という方は、この機会にしっかりと意味を確認しておきましょう。
目次
「蔑視」
「蔑視」はその「蔑」の見方をするということですので、相手を侮って見下すという悪い意味の言葉です。
「蔑視する」「女性蔑視(女性らしさや女性に対する嫌悪や蔑視のこと」などの使い方をします。
「余人をもって代えがたい」
「余人をもって代えがたい」は、「ほかの人にかわってやらせることができない」という意味です。
ほかの人に代わらせることができない、つまりその人にしかできない、その人でないと任せられない、といった意味の言い回しです。
「余人をもっては代えがたい」「余人をもって代え難し」などとも言います。
「水際」
「水際」は「水面と地面が接するところ」「上陸する寸前」「ものの水面に接するところ」「生け花で、花材が水に接するところ」という意味です。
「みずぎわ」と読みます。
「水」の「際」(きわ=他との境界になるところ)ですから、いずれも水に関係して何かが接する境目のところという意味ですよね。
ニュースでさかんに言われている「水際」というのは、二番目にあげた「上陸する直前」という意味です。
「瀬戸際」
「瀬戸際」は「勝負・成否などの分かれ目」という意味です。
「せとぎわ」と読みます。
勝つか負けるか、成功するか失敗するか、また生きるか死ぬかなどという、どっちになるかの運命の分かれ目のことをいう言葉です。
「自粛」
「自粛」は「自分から進んで行いや態度を改めてつつしむこと」という意味です。
「じしゅく」と読みます。
「粛」はちょっと難しい漢字ですが、「静まり返っているさま」「つつしみかしこまる」などの意味がある文字です。
それを「自ら」行うということですね。
「鑑みる」
「鑑みる」とは、「先例や規範に照らし合わせる。他を参考にして考える。」という意味です。
手本や先例といった、何か比べられるものを引き合いに出して考えるという意味で、他の物を参考にしたうえで判断する事を言います。
「禍々しい・凶々しい」
「禍々しい・凶々しい」は「悪いことが起こりそうである。不吉である」「いまいましい。好ましくない」「いかにももっともらしい」という意味です。
現代ではほとんど最初の意味、「不吉」といった意味で使われます。
どちらも「まがまがしい」と読みます。
「罹患・罹患者」と「感染・発症」との違い
「罹患」は「病気にかかること」という意味です。
「りかん」と読みます。
ちょっと「罹」が普段見慣れない漢字なので、読めないとか、「らかん」などの読み間違いをする人も多いようですので、きちんと覚えておきましょう。
「猛威」
「猛威」は「凄まじい威力・勢い」という意味です。
「もうい」と読みます。
「猛威」の「猛」は「猛獣」「猛烈」などの熟語にも使います。
「たけだけしい」「荒い」「はげしい」などの意味がある漢字です。
「要請」に強制力はある?「要望・要求」との違い
「要請」は「必要だとして強く願い求めること」という意味です。
「ようせい」と読みます。
「要請」の「要」には「求める」という意味があります。
「終息」と「収束」の違い
「終息」と「収束」の違いは
- 「終息」は「ものごとが終わること」
- 「収束」は「混乱などが落ち着くこと」
となります。
「閑散」
「閑散」は「ひっそりしてひまなこと」と言う意味です。
「かんさん」と読みます。
「閑」は「しずか」「ひま」などの意味がある漢字です。
「散」は「散る」「散らす」などと読む字ですが、「ひま」という意味もあります。
「会談・面談・会議」の違いと「電話会談」について
「会談」は「面会して話し合うこと。その話し合い」という意味です。
「かいだん」と読みます。
「談」は「話す」という意味の漢字です。
文字通り「会って」「話す」わけですね。
「会談」は会って話し合うことを指す言葉です。
特に、公的な場面での話し合いのことを言います。
「補償」と「補填」の意味と違い
「補償」に似た言葉に「補填」(ほてん)があります。
この二つの違いは、
- 「補償」は「損害を金銭などでつぐなうこと」
- 「補填」は「不足を補い埋めること」
となります。
「当面」
「当面」は「じかに向き合うこと。まのあたりにすること」「さし迫っていること。さしあたり」という意味です。
「とうめん」と読みます。
「当面」の「当」は「当たる」という字ですが、「この。その。さしあたっての」という意味があり、この場合はこの「さしあたっての」の意味で使われています。
「ご時世」
「ご時世」は「時世」に丁寧の「ご」をつけた言葉です。
「ごじせい」と読みます。
「時世」は「時とともに移り変わる世の中」という意味です。
「英断」
「英断」は「思い切りよくことを決めること。すぐれた決断」という意味です。
「えいだん」と読みます。
「英」という字はイギリスのことだけではなく、「ひいでる。すぐれる」という意味もあります。
「見解」
「見解」は「物事に対する考え方や価値判断」という意味です。
「けんかい」と読みます。
「見」は「見る」のほか、「見方、考え」という意味があります。
「解」は「解き明かす」という意味がある漢字です。